木村フィリップミノルと細川貴之(ほっそん)の炎上スパーリングまとめ|ボクサー相手にMMAルールでKO

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元K-1王者木村フィリップミノル選手と元ボクシング王者の細川貴之(ほっそん)さんの間に起った「炎上スパーリング」の経緯についてまとめます。

この炎上スパーリングはたかゴリchの細川貴之(ほっそん)さんがYouTube動画の撮影で木村フィリップミノル選手のジムに出向きボクシングスパーを申し込んだことから始まります。

しかしいざスパーリングが始まると事前に聞かされてなかったMMA(総合格闘技)ルールでのガチスパーとなり、細川貴之(ほっそん)さんがKOされその後即帰されるといった衝撃の内容に…!

本記事ではそもそも両者がスパーリングに至った経緯や、炎上スパーリングを通して木村ミノル選手が何を伝えたかったのかなど時系列で見ていきましょう。

木村フィリップミノルと細川貴之(ほっそん)炎上スパー【時系列まとめ】

2022年10月、細川貴之(ほっそん)さんの運営するYouTubeチャンネル「たかゴリch(チャンネル)」が木村フィリップミノル選手のジムに出向きボクシングスパーを申し込む。

しかしいざスパーリングが始まってみればボクシングルールではなく木村フィリップミノル選手が開始早々ローキックからのギロチンチョークを仕掛け、戸惑う細川貴之(ほっそん)さんをタップアウトするといった暴挙に…!

ボクシングスパーと思わせといてからの高速ロー&ギロチンチョークのコンボはヤバイだろ。
元K-1王者だしローもえぐいほどキレッキレだったよな

当然このスパーリング動画は大炎上しSNSなどで話題に。木村フィリップミノル選手は動画の終盤シーンでは「何故こんな炎上するようなスパーリングを仕掛けたのか」その理由を語っている。

ここからはこの炎上スパーリング事件を時系列で深堀りしていきましょう↓

①ボクシング転向が噂されていた木村ミノルに細川貴之(ほっそん)が動画でスパーリングを申し込む

ことの発端は2022年9月、細川貴之(ほっそん)さんと山本隆寛(やまもとたかひろ)さんのボクシング元東洋太平洋王者コンビが運営するYouTubeチャンネル「たかゴリch」にて、細川貴之(ほっそん)さんが木村フィリップミノル選手のボクシング転向について物申す動画を公開。

ちなみに木村フィリップミノル選手がボクシング転向した場合、体格的に階級はウェルター級かスーパーウェルター級になると思われます。

プロボクシングではウェルター級 (66.68kg以下)、スーパーウェルター級(69.85kg以下)。木村ミノル選手はボクシングではこのどちらかの階級にあたるよ。
細川貴之(ほっそん)さんはボクシング現役時代スーパーウェルター級で試合をしていたので、細川貴之(ほっそん)さんと木村フィリップミノル選手はほぼ同階級ということに。

この動画内で細川貴之(ほっそん)さんは同階級のボクシング元日本王者&元東洋太平洋王者として、木村フィリップミノル選手へボクシングの厳しさを語っている。

動画内での細川貴之(ほっそん)さんと相方の山本隆寛さんの発言を要約すると以下の通り。

山本隆寛さん

「木村フィリップミノル選手はK-1時代もパンチ主体の選手でボクシングでも通用すると思う。パンチもあるし身体能力も高い

細川貴之(ほっそん)さん

  • 「スーパーウェルター級でベルト(日本王者と東洋太平洋王者)を取った身から言わせてもらうと(木村フィリップミノル選手はボクシングで)通用するか厳しい
  • 「ウェルター、スーパーウェルター級は一番層が厚い階級」
  • 「ボクシングはラウンド数が長いからスタミナが持たないちゃうか?(木村ミノル選手の)身体は筋肉量が多くてスタミナ消費が激しい」
  • 「パンチ主体でもK-1とボクシングは全然違う」
  • 「木村フィリップミノル選手のミット・サンドバック打ちを見たけど、ぶっちゃけあれじゃチャンピオンにはなれないと思う
  • 「(元ボクシングミドル級世界王者の竹原慎二さんの)竹原チャンネルで撮影だった時、木村ミノル選手とスパーする予定だったけど無くなった。逃げたんすよ、俺から
  • おいミノル、俺を超えてから行ったらええんちゃうか?逃げんなよ!

木村フィリップミノルのパンチ・身体能力を冷静に評価し、木村フィリップミノル選手へのリスペクトを感じさせる山本隆寛さん。

一方の細川貴之(ほっそん)さんは普段の温厚なイメージと異なり、ガンガンに木村フィリップミノル選手を挑発。元同階級王者なだけに「プロボクシングの厳しさを教えたる」と熱くなった感じの印象。

おそらくこの時点では「YouTubeによくあるガチ風コラボ依頼」的な感じだったっぽい
木村ミノル選手と同階級でボクシングに誇りを持っているだけにほっそんさんも熱くなりすぎてしまったのかも?

木村フィリップミノル選手はこの動画に対してYouTubeなどでアンサーはせず。のちのスパーリング動画を観る限り、木村ミノル選手は細川貴之(ほっそん)さんの挑発にかなり憤りを感じていたと思われます。

②細川貴之(ほっそん)が木村フィリップミノルのジムに乗り込みガチスパー

2022年10月、細川貴之(ほっそん)さんがたかゴリchとして、木村フィリップミノル選手のプロデュースするジム(M4 GYM)に直接スパーリングを申し込みに出向く。ちなみにこの時は相方の山本隆寛さんは同行せず。

もしかしたらほっそんさん一人でジムに来ることがスパーリングを受ける条件だったのかも?
木村フィリップミノル選手という大物とYouTube動画撮るのに相方不在は不自然だからその可能性大。

YouTubeの撮影とはいえ相手は元K-1王者のハードパンチャー、1人だけで木村フィリップミノル選手のジムに乗り込む度胸がすごいですね。このスパーリング時にほっそんさんの相方、山本隆寛さんが居たらどうしてたのかも気になるところ。

以下、木村フィリップミノル vs. 細川貴之(ほっそん)炎上スパーリングの様子。

スパー開始までのやり取り

  • 動画・DMに反応なしの木村フィリップミノル、細川貴之(ほっそん)がジムに直接スパ―申し込み出向く
  • 細川貴之(ほっそん)「道場破りって言うんかな、ボクシングの厳しさ分からしたろ」
  • 木村フィリップミノル「喋れてないけどw」とのっけからほっそんさんの滑舌をいじる
  • (急に乗り込んだ感じで撮影してるが、実際はアポは取ってから行った模様)
  • 木村フィリップミノル「(たかゴリchの挑発動画は)あーなんか見たことあります」
  • 強がってたけど実際観たら怖いな…いかつい」と正直なほっそん
  • ほっそんシャドーでアップ、ジム内はピリピリした雰囲気でYouTube撮影的な和やかさ0
  • 木村ミノル「(ガチスパーだけど)ヘッドギア俺は付けないんで任せます」ほっそん「じゃ俺もつけないっす、怖いなー…」

スパー開始

  • スパー開始直後、高速ロー(カーフキック)を叩き込む木村ミノル
  • 「蹴りありすか!?」と困惑するほっそんにお構いなしで左右の剛腕フックを振るう木村ミノル
  • さらに再度前脚へのカーフキック、右フックフルスイングからのまさかのギロチンチョークを仕掛ける木村フィリップミノル
  • 脇を差し完全に技を極めにかかる木村ミノル、ジムスタッフが慌てて止める
  • スタッフに止められ技を解くも、離れ際にほっそんを蹴り飛ばす木村フィリップミノル。会話もなく第2ラウンド開始
  • ジャブ・ワンツーで反撃するほっそん、カーフで削っていく木村ミノル
  • ほっそん渾身の左ストレート、顔面は捉えきれずも反応しきれてない木村ミノル(蹴りを警戒してか距離が合ってない感じ)
  • 徐々にパンチで攻めるも強烈なインローでバランスを崩されるほっそん、一気に距離を詰め再びギロチンチョークを仕掛ける木村ミノル
  • たまらずほっそんがタップアウト

スパー終了後

  • 放心状態のほっそんに「お客さん来るんで荷物持って帰ってもらっていいですか?はい撤収撤収撤収!」とほっそんをスパー直後に即帰宅させようとする木村ミノル
  • 納得いかないほっそん「MMA(ルールのスパーに)…になったんだ…」スタッフも聞かされてなかったとのこと
  • 「もう一回、MMAちゃう方で…」と言うほっそんに「タップしたのに、撤収!」と取り合わない木村ミノル
  • 慣れないルールで闘うってこういう事、分かった?と伝える木村ミノル

木村フィリップミノル「慣れないルールで闘うってこういう事、わかった?」

スパー開始早々のカーフキックで脚が流れてたので、ほっそんさんは初撃から相当効いていたと思われます。

脚を効かされると強いパンチは打てなくなるしフットワークも使えなくなります。ボクサーの肝は脚なので完全にボクサー潰しの作戦です。デカいスパー用のボクシンググローブなので寝技にも対応し辛いでしょうし、そもそも寝技は知識がないと対応できるものじゃありません。

カウンターと同じく、意識の外からもらう打撃(見えてない打撃)はかなりダメージが大きい

木村フィリップミノル選手側のYouTube動画は現在削除されていますが、そちらの動画では「慣れないルールで闘うってこういう事、分かった?」と細川貴之(ほっそん)さんに自身の思いを伝えるシーンがありました。

木村フィリップミノル選手はMMA(総合格闘技)ルールのスパーリングを通して慣れないボクシングルールに挑戦することの難しさを分からせたかったようですね。

ほっそんさん曰く、事前の話しではボクシングルールでのスパーとなってたのに蹴られたからびっくりしたとのこと。
ボクシングファンとしてはこんな形じゃなくて普通にボクシングルールのガチスパーが観たかった。

③スパーリング後の細川貴之(ほっそん)コメント

木村フィリップミノルとのスパーリング後のほっそんコメント
  • ボクシングの厳しさを教えてやろうと乗り込んだんですが、僕の勝手な認識でボクシングのスパーだと思ってたんですが…
  • なんでもありのルールやったんで返り討ちにあいました。まぁ僕が弱かっただけです
  • めっちゃ悔しいけど、ここで終わるんじゃなくてもう一回強くなったろ!って闘志湧きましたね
  • なんかの形でリベンジマッチしたい、このままやられたままで終わらないです

今回のスパーでは本領発揮出来なかったほっそんさんは木村フィリップミノル選手への無念を語り「このままじゃ終われません、ボクシングルールで絶対リベンジする!」と力強くツイート。

なかなかリベンジマッチの機会を作るのは難しそうだけど、もしどこかのタイミングで「木村フィリップミノル vs ほっそん」が組まれたら相当盛り上がりそう
ブレイキングダウンでやらんかなこの試合

④木村フィリップミノルがボクシング転向せず|KNOCK OUT・RIZIN参戦を宣言

その後木村フィリップミノル選手はボクシング転向するかと思いきやまさかのKNOCK OUTに参戦(キックボクシング団体)を発表。「今後はムエタイルールでの試合をこなしていき、MMAルール(総合格闘技)でRIZIN参戦も視野に入れている」と目標を語っている。

実際KNOCK OUT初参戦でいきなり現役王者のクンタップ・チャロンチャイ選手との試合が組まれてることからも、木村フィリップミノル選手ほどの知名度&話題性があればボクシング転向するよりも良い条件(ファイトマネーなど)でのオファーが高いのかも?

木村フィリップミノルのドーピング使用が発覚、ほっそんが炎上スパーリングを振り返る

2023年9月、RIZINが木村フィリップミノル選手のドーピング検査結果を公表。結果は陽性、検体から複数の禁止薬物が検出され木村ミノル選手のドーピング使用が発覚

これを受けほっそん(細川貴之)さんが木村ミノル選手とのスパーリングを振り返り、尋常ではないパワーを感じたと語っている。

木村ミノルのドーピング陽性を受け、ほっそんがスパーリングを振り返る

ほっそん

  • 「スパーリングで木村ミノル選手に組まれた時、めちゃくちゃ力が強くて驚いた。ギロチンチョークもボクシンググローブだったこともあったけど、全然抜けなかった」
  • 「木村ミノル選手の身体の筋肉が以上に盛り上がってて、格闘技業界でもステロイドやってると噂になってましたから。実際にスパーで体感してこれは普通じゃないなと。でも本当にやってたからあれ完全に反則ですやん」
  • 「正式な試合じゃなくスパーリングとはいえ腹立ちます、危険でしょ」
  • 「ボクシングルールでスパーという話だったのに、蹴るわ組み付くわで無茶苦茶だった。キックも強くなかったしチョークも入ってなかったけど、力がめちゃくちゃ強くてボクシンググローブだったから抜けなかったんでタップしました」
  • 「その後ボクシングルールでのスパーを申し出たが、話にならず恥をかかされて終わった

と、ほっそんさんは木村フィリップミノル選手との炎上スパーリングを振り返っています。また、

「RIZINは半年間の出場停止処分って言ってますけど、禁止薬物って半年で完全に抜けるんですかね?次こそはドーピングしてないクリーンな身体の木村ミノルとボクシングルールでやりたいし、向こうはやる義務があるでしょう。ドーピングがなければ負ける相手ちゃいますよ」

と改めて木村フィリップミノル選手との対戦(リベンジマッチ)をアピール。

【木村フィリップミノルと細川貴之(ほっそん)の炎上スパーリング】まとめ

「元K-1王者」木村フィリップミノル選手と「元ボクシング王者」細川貴之(ほっそん)さんのスパーリング動画が炎上した経緯についてまとめました。

ことの発端はほっそんさんのYouTube動画でのトラッシュトークがきっかけの炎上スパーリングでしたが、だとしてもいきなりのMMAルールはやりすぎだったんじゃないかなと思います。

ほっそんさんは木村フィリップミノル選手へのリベンジマッチを熱望しており、今後ブレイキングダウンなどで両者が対戦するかどうかに注目です。

木村フィリップミノルがRIZINでドーピング検査陽性

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