【喧嘩バトルロワイヤルとは】木村フィリップミノルも参戦!歴代王者(優勝者)の強さを紹介

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朝倉未来さんプロデュースの格闘技イベント「Breaking Down(ブレイキングダウン)」が盛り上がってますが、バン仲村さん主催の「ケンカバトルロワイアル(喧嘩バトルロワイヤル)」もよりアンダーグラウンドでヤバイ雰囲気&キャラ立ちした選手揃いで盛り上がりを見せています。

喧嘩バトルロワイヤルはストリートの猛者16名が「名声と賞金」を掴むために勝ち上がりバトルを展開。シーズン優勝者など喧嘩バトルロワイヤルで名を上げた選手がブレイキングダウンへ参戦することもあり、ブレダウ好きも要チェックのイベントです(シーズン毎にバトルシステムは変わる)。

また、2023年12月23日開催の「ケンカバトルロワイアル to the world」に元K-1王者の木村フィリップミノル選手がチーム監督として参戦決定。

本記事では喧嘩バトルロワイヤルの魅力やブレイキングダウンとの違い、シーズン優勝者などについて紹介していきます。

目次

ケンカバトルロワイアル(喧嘩バトルロワイヤル)とは

「ケンカバトルロワイアル」は2022年6月よりYouTube企画としてスタートした地下格闘技イベント。2023年4月時点のフォロワー数は18万人以上とかなりの人気がうかがえます(ちなみに「喧嘩バトルロワイヤル」と呼ぶファンも多く、正式名称は「ケンカバトルロワイアル」でケンバトとも略される)。

ケンカバトルロワイアルのコンセプトは「ストリートの喧嘩自慢が名声&賞金を手にするため、16名で繰り広げるケンカバトルロワイアル(勝ち抜き戦)」。
ケンカバトルロワイアルは現在シーズン4まで完結していて、シーズン毎に対戦形式やルールが変わってるよ。ファンを飽きさせないための運営のテコ入れやね。

ちなみにBreakingDownで大ブレイクしたラッパーSATORUさんはケンカバトルロワイアルシーズン1優勝者(初代王者)。ケンカバトルロワイアルシーズン4には安保瑠輝也選手がチームの監督として参加している。

ケンカバトルロワイアル(喧嘩バトルロワイヤル)とは?イベントコンセプト
  • ストリートの喧嘩自慢16名が参戦、名声&優勝賞金を掴み取る「ケンカバトルロワイアル」を繰り広げる
  • 勝ち上がった者同士が勝ち上がり戦を行なっていき優勝者を決め、優勝者は賞金をゲット。
  • 賞金総額は「動画再生数×0.1ポイント」で決まる。
  • シーズン優勝者は賞金を獲得するか、次回の喧嘩バトルロワイヤルへの参加権を獲得するか選べる。
  • 次回の喧嘩バトルロワイヤルへの参加権を選びポイントを引き継いだ場合には賞金首がかけられ、負けた際は挑戦者に上乗せして奪われてしまう。

格闘技イベントといえば大会に華を添えるラウンドガールも欠かせません。喧嘩バトルロワイヤルのラウンドガールは個性豊かで他の格闘技イベントのラウンドガールとは一味違う魅力があります。

特にケンカバトルロワイアルのシーズン1からラウンドガールを務めた悠莉(ゆうり)さんがかっこよすぎてイチオシ(現在はケンバト卒業)。

悠莉(ゆうり)さんは179cmの長身ロシアンハーフ美女。
ハードテイストなラウンドガール衣装も超似合ってて、ミステリアスでヤバそうな雰囲気は喧嘩バトルロワイヤルにピッタリだったよね。

ケンカバトルロワイアル・ラウンドガール悠莉(ゆうり)

また、喧嘩バトルロワイヤル2からラウンドガールを務めているERIKA(えりか)さんも超魅力的。ERIKAさんはウクライナ人とのハーフ美女で悠莉(ゆうり)さんとは対照的なかわいい魅力があり、ケンバト視聴者のなかにはファンも多いのではないでしょうか?

現在では新たなケンカバトルロワイアルのラウンドガールが登場しており、ERIKAさん含め総勢5名の体制に。皆さん美女揃いで殺気立ったケンバトの会場に華を添えられてます。

喧嘩バトルロワイヤルとブレイキングダウンは協力関係

喧嘩バトルロワイヤルのシーズン優勝者や試合やキャラでビッグインパクトを残した選手は、RIZINファイター朝倉未来さん主催の「Breaking Down(ブレイキングダウン)」へ参戦することも。

逆にブレイキングダウンの選手が喧嘩バトルロワイヤルに参戦するケースもあります。これまでだと胸毛ニキや山川そうきさん、エイリアンニキや山岡彬夢さん杉並の赤ジャージさんらがブレダウからケンバトに参加。

また、「7対7」のチームバトル形式で行われた「喧嘩バトルロワイヤル4」では、元K-1王者で現RIZINファイターの安保瑠輝也(あんぽるきや)選手がチームの監督として参加したことでも話題に。

喧嘩バトルロワイヤルで勝ち上がった猛者がブレイキングダウンに参戦するのは激アツ展開。
「ブレイキングダウン vs ケンカバトルロワイアル」はメジャーとアンダーグラウンドのコラボバトルみたいな感じでテンション上がるよな。

喧嘩バトルロワイヤルとブレイキングダウンは協力関係にあるので、今後もしかしたら「喧嘩バトルロワイヤル vs ブレイキングダウン」の対抗戦イベントが開催される可能性があるかも?

ちなみにこれまで喧嘩バトルロワイヤルからブレイキングダウンへ参戦した選手は、

  • "喧嘩バトルロワイヤル1優勝者"ラッパーSATORU(サトル)さん
  • "喧嘩バトルロワイヤル主催者"バン仲村さん
  • "歌舞伎町最恐ホスト"舞杞維沙耶(まきいざや)さん

の3名。

みんな強さのみならず超キャラ立ちしており、ブレイキングダウンのオーディションでもひと際強い存在感を示しています。

ケンカバトルロワイアルの猛者、舞杞維沙耶(まきいざや)さんは華と実力を兼ね備えており、今後ブレイキングダウンでも大ブレイクしそうな雰囲気がありますよね。

また、「BreakingDown8」のオーデイション参加者として「喧嘩バトルロワイヤル3」優勝者の邪鬼(じゃき)さんの出場が朝倉海選手のYouTube動画で紹介されています。喧嘩バトルロワイヤル最強の一角がブレイキングダウンで大暴れするのか注目。

BreakingDown強さランキング│ブレイキングダウン最強は?

ケンカバトルロワイアルの試合ルール

ケンカバトルロワイアルの試合ルールはシーズン毎に変わります。これはイベントがよりいい感じに進化するように運営が視聴者の意見なども取り入れているのが理由で「喧嘩バトルロワイヤルは発展途上中ということですね。

喧嘩バトルロワイヤル4の試合ルール

最新イベントの喧嘩バトルロワイヤル4のルールは以下の通り。

  • 2分1ラウンドのキックボクシングルール。KOまたはTKO(レフェリーストップ)で決着しない場合、10点法による判定決着または延長戦となる
  • ダウンを喫するとマイナス2点、試合主導権を握られた場合マイナス1点と減点されていく。試合終了時より点数が多い方が勝者となる
  • 階級ごとに分けられているが体重差がある場合は減点にて調整。体重差10㎏ごとに体重の重い選手がマイナス1ポイント、20㎏差以上の場合はマイナス2点となる
  • キャッチしての攻撃は1回まで有効
  • 対戦相手を掴んでの攻撃、投げ技、グラウンド状態(倒れた状態)での攻撃は反則

BreakingDownが1分1ラウンドの"1分間最強を決める戦い"なのに対し、ケンカバトルロワイアルでは2分1ラウンドといった違いがあります。

喧嘩バトルロワイヤルの主催者・運営は誰?バン仲村さん主催の格闘技イベント

ケンカバトルロワイアルの主催者(代表者)はバン仲村さんです。ケンバト→ブレイキングダウンへの参戦でも有名ですね。

バン仲村さんは喧嘩バトルロワイヤル1の時点では「バトルロワイヤル参加者16名のうちの1人」として参戦し準優勝。その後バン仲村さんは喧嘩バトルロワイヤルを買い取り、喧嘩バトルロワイヤル2からは主催者側として再登場しています。

主催者のバン仲村さんとは別に喧嘩バトルロワイヤルをプロデュースしているのが「菊井P」という人物。菊井Pさんはケンバト以外にもYouTube運営をされているとのことで、YouTubeチャンネルのプロデュースや動画マーケティングコンサルを生業としているようです。

喧嘩バトルロワイヤルも企画自体はバン仲村さんら中心人物が持ち込み、動画マーケティングのプロである菊井Pさんにプロデュース依頼した形と思われます。また、菊井Pさんはバン仲村さんのマネージャーも務めています。

Breaking Down(ブレイキングダウン)と喧嘩バトルロワイヤルの違い

ブレイキングダウンと喧嘩バトルロワイヤルは共通点の多い格闘技イベントですが、特色やルールに違いもあります。

ブレイキングダウンにはガチ勢の猛者のほか、目立てばOKなYouTuberとかお笑い担当枠の参加者も多い。
一方ケンカバトルロワイアルの参加者はエンタメ要素少なめのゴリゴリの喧嘩自慢がほとんどだよね。

ブレイキングダウンにはお笑い枠やネタ枠の参加者も多いですが、主催者の朝倉未来さん曰く「ブレイキングダウンには本当に強い選手もいればお笑い枠の選手もいる。ブレイキングダウンで格闘技に興味を持ったにわかファンが本物の格闘技にも興味を持つきっかけになればいい」と語っています。

ブレイキングダウンとケンカバトルロワイアルの違い
  • 喧嘩バトルロワイヤルはブレイキングダウンよりもアンダーグラウンド感が強く打ち出されている。ケンバトはブレダウに比べ、エンタメ色は控えめでより殺伐とした雰囲気があり「ガチ路線の喧嘩自慢バトル」が楽しめることが特徴的。
  • ブレイキングダウンは1ラウンド1分、喧嘩バトルロワイヤルは1ラウンド2分で試合が行われる。1分だとあっという間に試合が終わる反面、KOしきれず物足りなさが残る試合もある。対して喧嘩バトルロワイヤルの1ラウンド2分は絶妙で、ハイペースな打撃戦&決着率の高さが両立されてる印象。
  • ブレイキングダウンの試合は単発なのに対し、喧嘩バトルロワイヤルは賞金を巡ってのバトルロワイヤル形式。勝ち上がったプレイヤーがどこまで行けるのかという面白さがある。
  • 喧嘩バトルロワイヤルのルールはシーズン毎に変わる。シーズン3までは個人戦だったが喧嘩バトルロワイヤル4では「7対7」のチームバトル形式で行われており、イベントごとの特別ルールがある点も飽きずに楽しめるポイント。

オーディションのトラッシュトークの面白さはブレイキングダウンの方が上ですが、喧嘩バトルロワイヤルは発展途上中のイベントで毎回趣向を凝らしたオーディションが展開されています。今後オーディションもテコ入れされより面白く進化する可能性を秘めてるのがケンバトです。

ケンカバトルロワイアルの歴代シーズン優勝者(王者)の強さは?

喧嘩バトルロワイヤルは2023年4月までにシーズン4までイベント開催。最新のシーズン4は「7対7」のチームバトル形式でしたが、シーズン3まではそれぞれバトルを勝ち抜いた優勝者(王者)が君臨。

ここからは喧嘩バトルロワイヤル優勝者の強さと魅力を紹介していきます。

ケンカバトルロワイアル初代王者「ラッパーSATORU(サトル)」

ブラジル出身のラッパーSATORU(サトル)さん。ケンカバトルロワイアル1に参戦し、圧倒的な強さと存在感を見せシーズン1を優勝。屈強なフィジカルを活かしたストリート仕込みのボクシングスタイルのハードパンチャー

シーズン1の優勝候補の一角、佐藤峻汰さんとの対戦前インタビューでSATORUは

頑張って練習してんだろ?真面目な練習生じゃん、喧嘩の練習なんかねぇからさ

格闘技バトルロワイヤルなの?スポーツバトルロワイヤルなの?ケンカだろ

と豪語、試合前日にタトゥーを入れる余裕を見せた。

さらにバトルでは格闘技未経験とは思えない打撃センスと勝機を見逃さない勝負勘を見せ圧勝、本業がラッパーだけあり「有言実行のビックマウス」ぶりを発揮している。

余談だけどSATORUさんは「ラッパーのなかでは芦澤竜誠の次に俺が強い」と元K-1ファイターで現在RIZINファイターの芦澤竜誠(あしざわりゅうせい)選手へのリスペクトも見せてるよ。

芦澤竜誠の現在は?皇治との因縁バトルに勝利しMMA(総合格闘技)転向へ

喧嘩バトルロワイヤル1優勝後、SATORUがブレイキングダウン6に参戦

BreakingDown

喧嘩バトルロワイヤル1にはSATORUさんのほかにバン仲村さんも参戦。ブレイキングダウンのオーディションに参加し、試合をしていないにも関わらず独特の存在感で爪痕を残したバン仲村さんが「16名のバトルロワイヤル」へ参加ということで注目を集めた。

バン仲村さんは参戦時のインタビュー動画で「注目してるのはラッパーのSATORU」と語り、SATORUさんの曲をバン仲村流にアレンジしアカペラで披露。

SATORUさんは準優勝で優勝候補と目された佐藤峻汰さんから二度ダウンを奪い圧倒、決勝戦でバン仲村さんと対戦。イベント開始時から一貫して自信満々の発言を繰り広げてきたSATORUさんが「バン仲村をボコボコにして」激闘を制し優勝している。

喧嘩バトルロワイヤル1優勝後、SATORUさんはバン仲村さんと共にブレイキングダウンへ参戦。BreakingDown6にて「SATORU vs ポーランドの刺客」が組まれ激闘を演じた。

続くBreakingDown7では「てるくん vs SATORU」という「ブレイキングダウン vs ケンカバトルロワイアル」の武闘派対決が組まれメイン級の注目を集めるも、SATORUがイベント直前になりドタキャン欠場し対戦カードが消滅。

その後長い沈黙を経てラッパーSATORUがBreakingDown10で再登場、地下格闘技界の重鎮サップ西成さんと対戦している。

ラッパーSATORU(サトル)の現在は?BreakingDown10で復帰戦に勝利

ケンカバトルロワイアル2王者「笠井ヨシヒロ」

喧嘩バトルロワイヤルシーズン2優勝者の笠井ヨシヒロさんは日本×ペルーハーフの剛腕ファイター。南米特有の怪力でオーディションから他の選手をなぎ倒すフィジカルの強さを見せている。

ボクシング&キックボクシングがバックボーンで、旧K-1のマイティモーを彷彿とさせる剛腕フックで相手をなぎ倒すハードパンチャー。

笠井ヨシヒロさんはチーム戦で行われた喧嘩バトルロワイヤル4にも「チームSATORU」のヘビー級枠として参戦し、よりアグレッシブに攻め込む姿勢とフットワークを披露。ケンバト2優勝時より進化した強さを見せている。

笠井ヨシヒロさんはブレイキングダウン3にて行われたミドル級 1Dayトーナメントに参戦、1回戦ではカラテマシンをKOで突破し駒を進めるも準決勝は負傷欠場。

ちなみに2018年4月にはRIZINフェザー級の人気ファイター萩原京平選手と地下格闘技イベントにてMMAルールで対戦している。

ケンカバトルロワイアル3王者「邪鬼(じゃき)」

"ワルビッシュTVからの刺客"として喧嘩バトルロワイヤルシーズン3に参戦した邪鬼(じゃき)さん。ヘビー級の恵まれた体格&打撃センスでKO連発し圧倒的な強さでシーズン3を優勝。

喧嘩バトルロワイヤル3での試合は約6年振りのブランクがあった邪鬼さん、ブランクを感じさせないのも驚異的。
やっぱ元特殊部隊は生物的に別格の強さだったよな。

邪鬼さんは地下格闘技イベントの元王者でフランス特殊部隊に所属していた経歴の持ち主。喧嘩バトルロワイヤルは2分1Rのキックボクシングルールですが、元特殊部隊ということでサブミッションありのMMAルールでこそ本領発揮するタイプかも?

喧嘩バトルロワイヤル3優勝後はブレイキングダウン8への参戦も決定しており、ケンバト3で見せた圧倒的強さを見せた邪鬼さんがブレイキングダウンでも無双するのか注目です。

邪鬼(じゃき)がブレイキングダウン8参戦、「邪鬼 vs かずややねんけど」対戦決定

喧嘩バトルロワイヤル3王者の邪鬼(じゃき)さんが「BreakingDown(ブレイキングダウン)8」のオーディションに参加、格闘技経験者のライトヘビー級枠として登場。

邪鬼さんはカツラとサングラスのコスプレ?といったコミカルな恰好で登場するも、自己アピールではガチな雰囲気で会場の雰囲気を一変させた。

  • 「喧王(地下格闘技イベント)の初代道場大会王者で、地下格闘技で50戦くらいしてるんすけど」
  • 「ブレイキングダウン出たくて、行動してなんぼだと思ってバン仲村さんのケンカバトルロワイアルで優勝して結果出してます」
  • 「ノッコン寺田さんとやりたい、体重差は関係なくて吉永(啓之輔)と違って体重を言い訳にしないんで

とノッコン寺田さんとの対戦をアピールし、ブレイキングダウン常連選手の啓之輔さんにも間接的に宣戦布告。さらに「みんなこめおに乗っかってバズろうとしてるけど俺はそういうの関係ねーから」と水鉄砲をこめおさんに発射、こめおさんが絡んでくるも一蹴している。

その後 全日本学生柔道王者の寺崎達也さんと対戦の流れになり、ブレイキングダウン本戦出場をかけ「邪鬼 vs 寺崎達也」が組まれる。寺崎達也さんは格闘技経験があり、樋口武大さんとともにセキュリティの経験もある猛者。

ちなみに邪鬼さんがブレイキングダウンへ参戦したい理由は「観る人が格闘技が好きになって犯罪が無くなればと思って」とのこと。

「邪鬼 vs 寺崎達也」の試合結果&「邪鬼 vs かずややねんけど」決定

「○邪鬼 vs 寺崎達也×」判定勝利

開始早々寺崎達也さんが突っ込みフックの打ち合いに、邪鬼さんはガードで凌ぐ。邪鬼がガードを外し反撃に出て激しい乱打戦になる。邪鬼が体勢を崩しブレイク。

再開後 邪鬼が左フックのカウンターを起点に右ストレート左右のフックをヒットさせる、ラストは再度乱打戦になり邪鬼さんが判定勝利を収めた。

「○かずややねんけど vs 石川廉×」判定勝利

地下格闘技50戦以上の祇園の暴君「かずややねんけど」さんと、MMAの名門BRAVEジム所属のプロMMAファイター石川廉選手の対戦。この勝者がブレイキングダウン8本戦で邪鬼さんと対戦となる。

思い切りのいいストレートを連打するかずややねんけどに対し石川廉はフックを合わせていく、石川廉のノーモーションの左フックがカウンターで入りグラつく。しかしその後勢いを増したかずややねんけどが石川廉をケージ際に追い詰め手数で勝り、かずややねんけどさんが判定勝利。

この試合結果を受けブレイキングダウン8本戦で「邪鬼 vs かずややねんけど」が決定、地下格闘技の猛者同士の危険な組み合わせとなった。

ブレイキングダウンCEO朝倉未来さんは「邪鬼 vs かずややねんけど」について「地下格闘技頂上対決」と評価
BreakingDownで刃牙みたいな地下闘技場作ってやってみたいとのこと

両者はブレイキングダウン8での対戦について、

  • 邪鬼「バチバチのファンが観たいような、元祖地下格闘技の底力を見せようと思ってます」
  • かずややねんけど「邪鬼くん俺のパンチはな、痛いでぇ~耐えれるかな?楽しみにしとけよ、よろしくやねんけど」

と本戦に向け両者意気込みを語った。

「× 邪鬼 vs かずややねんけど ○」試合結果…かずややねんけど判定勝利

BreakingDown8「邪鬼 vs かずややねんけど」試合結果…延長R 判定1-4でかずややねんけど勝利

「邪鬼 vs かずややねんけど」試合結果

「× 邪鬼 vs かずややねんけど ○」試合結果

1R かずややねんけどが頭を下げながらパンチを振るっていく、邪鬼は下がりながらカウンターを狙う展開。邪鬼が「来いよ」と挑発しワンツー、ケージ中央で殴り合いに。邪鬼が首相撲から膝蹴り連打しかずややねんけどが左フックで返す。判定は5票ともドローになり延長戦へ。

延長R かずややねんけどがパンチを振りながらプレッシャーをかけケージ際へ詰める、邪鬼は首相撲で膝蹴りを入れかずややねんけどは組まれつつもフックで反撃。

邪鬼が下がりながらも左ジャブを当てる、かずややねんけどがケージ際に詰め邪鬼のガードの上からパンチのラッシュ

ラスト10秒ケージ中央でバチバチの打ち合いを見せ終了、手数とアグレッシブさで勝りかずややねんけどが判定勝利を収めた。

ケンカバトルロワイアル4優勝チーム「チーム安保瑠輝也」

ケンカバトルロワイアルシーズン4はこれまでの個人勝ち抜き戦ではなく、賞金1,000万円を懸けチーム戦で行われている。参戦した全4チームにはSATORU/バン仲村/舞杞維沙耶さんなどケンバトを代表する猛者が監督に就任し、なかでも"元K-1王者"安保瑠輝也(あんぽるきや)選手のケンバト参戦(監督)は大きな注目を集めた。

ケンカバトルロワイアル4試合結果│チーム安保瑠輝也が優勝賞金1,000万円をGET

ケンカバトルロワイアルに木村フィリップミノルが参戦!

2023年12月23日開催のケンカバトルロワイアルに元K-1王者で現RIZINファイターの木村フィリップミノル選手が参戦か?と話題に…!

ケンバト公式X(旧Twitter)では

ケンカバトルロワイアル遂に開幕 なんと今回はあの木村フィリップミノル選手が殴り込み!

との告知がされている。

木村フィリップミノル選手は2023年大晦日開催のRIZIN.45にて「安保瑠輝也 vs 木村フィリップミノル」が決定するも、RIZINが実施したドーピング検査で木村ミノル選手に陽性反応が出て試合中止になっている。

さらに木村フィリップミノル選手は6月開催のRIZIN.43でもドーピング陽性となり禁止薬物の使用が発覚、RIZINから半年間の出場停止処分が下されていたため2連続でドーピング陽性反応が出た形に。

ケンバトの紹介ツイートでは今回は世界を舞台に!?「ケンカバトルロワイアル to the world」と銘打たれており、木村フィリップミノル選手が海外選手と対戦の可能性も?

木村フィリップミノル選手はケンカバトルロワイアルの選手としてではなく、チームの監督として参加が決定(木村ミノル選手自身はケンバトで試合はしない)。

今後、ケンカバトルロワイアル4でブラジルチームの監督を務めたラッパーSATORU×木村フィリップミノルの共演といった胸アツ展開にも期待。

木村フィリップミノル、ケンカバトルロワイアル参戦理由は?

「ケンカバトルロワイアル to the world」チーム監督として参戦決定した木村フィリップミノル選手、意気込みとチームメンバーについて語った。

  • 「ケンカバトルロワイアル自体は観たことなかったんですけど、面白そうだし試合(RIZIN.45安保ルキヤ戦)が流れてヒマしてたんで
  • 「僕自身の意気込みっていうよりは5人チームメンバー集まってくれたんで、彼らの格闘技キャリアにプラスになればいいっすね。出るからには優勝したいですね」
  • 「ケンカバトルロワイアルのイメージに合う、ギラギラした威勢のいい選手に声かけて多方面から集まりましたね。威勢のいい強いのが」
  • 「BattleBox(木村ミノル選手の所属ジム)から2名、知り合いからの紹介で3名。無差別級枠の選手(黒人のタフガイでフメイと紹介された)に関しては正直誰か分かってないです、沖縄の平仲ジムでお世話になったボビー・オロゴンさんの紹介で。ガタイヤバイっすね。対戦相手が心配になるくらい
  • でも勝負の世界はチートは使えるだけ使わないといけないんでね。そこは使わせてもらいました」
  • 「監督って立場は以前もやらせてもらったことあるんですけど勝たせないといけないんで。僕がK-1とかで培ってきたノウハウをみんなに伝授して勝たせたいと思います」

チーム監督としてケンカバトルロワイアルに参戦が決まった木村ミノル選手。出場するからには優勝したいと意気込みを語った。仮に木村フィリップミノル軍団が優勝すれば継続参戦の可能性も?

パトリックケンソン
チーム木村フィリップミノルの無差別級枠で紹介されてたフメイは後にパトリックケンソン選手だったことが判明。パトリックケンソン選手は"黒人サムライ"を自称する極真空手がバックボーンのカメルーン人(42歳)で、直近では12月9日開催のKNOCK OUTにも出場。
KNOCK OUT-UNLIMITEDクルーザー級ワンマッチで体格&パワーで勝る三上ヘンリー大智選手に敗れるも鋭い打撃の持ち主。
「ケンカバトルロワイアル to the world」ではパトリックケンソン選手がトラブルで遅刻、試合順になりBattleBox渡邉一久会長に「あの外人来てます?」と他人事のように聞かれるトラブルメーカーっぷりを発揮してるよ。

木村フィリップミノルがRIZINドーピング検査陽性│格闘家の反応まとめ

「ケンカバトルロワイアル to the world」は4軍団のチーム戦│木村フィリップミノル&ラッパーACEが参戦!

元K-1王者の木村フィリップミノル選手の参戦が事前告知されていた「ケンカバトルロワイアル to the world」。ケンバトシーズン4同様、4軍団が勝ち抜き戦を行うチーム戦での開催となった。

チーム監督として木村フィリップミノル選手のほか、ラッパーACE(エース)さんが電撃参戦…!ACEさんは伝説のMCバトルの地上波番組「フリースタイルダンジョン」4代目モンスターとして活躍してたことでも有名。
しかもラッパーACEは監督兼選手としての参加で、MCバトルの猛者ACEがガチの喧嘩バトルでも強さを見せることができるのか注目だ。
「ケンカバトルロワイアル to the world」チーム監督・1回戦組み合わせが決定

「ケンカバトルロワイアル to the world」4軍団の監督は?

  • バン仲村(ケンカバトルロワイアル代表)
  • 仲野南斗(ケンバト2準優勝/BreakingDown9喧嘩最強決定戦チーム北関東)
  • 木村"フィリップ"ミノル(元K-1スーパーウェルター級王者)
  • ACE(ブラジル生まれ日本育ちのヒップホップMC)

「ケンカバトルロワイアル to the world」で優勝したチームは一旦賞金100万円をゲットし、戦いの舞台を日本からフィリピンに移し海外の猛者とバトルを繰り広げる。そこでの賞金はなんと5,000万円を懸けてバカラチャレンジの参加権をゲット。

「ケンカバトルロワイアル to the world」1回戦の組み合わせが決定。

  1. 「チームバン仲村 vs チームACE」
  2. 「チーム地下格闘技連合 vs チーム木村フィリップミノル」

となった。

「ケンカバトルロワイアル to the world」試合結果

準決勝「チームバン仲村 vs チームACE」

ケンカバトルロワイアル代表バン仲村さん率いるチームバン仲村と、大物ラッパーACE率いるチームACEが対戦した「チームバン仲村 vs チームACE」5戦全勝でチームバン仲村が決勝進出を決めた。

準決勝第2試合のフェザー級マッチ「真虎斗akaBASTA vs 武田大地」はチームバン仲村の真虎斗akaBASTA選手が開始早々の右ハイキック一閃でfKO勝利(開始3秒ほど)を見せている。

準決勝第5試合の無差別級マッチ「かずややねんけど vs ACE」。BreakingDown9でケンカバトルロワイアル3王者の邪鬼さんとの激闘を制した地下格闘技界の猛者"祇園の暴君"かずややねんけど選手が登場。ラッパーACEは初戦から強豪相手とのガチバトルとなった。

両者身長差はないもガタイ(身体の厚み)で一回り以上上回るかずややねんけどがプレッシャーをかけていく。ラッパーACEも長いリーチから右ミドル、前進しながらパンチのラッシュで果敢に攻めるもかずややねんけどの勢いを止められず。

かずややねんけどが重いストレート、剛腕フックを振るっていく。ダメージとスタミナ切れで手数が落ち失速したACEにかずややねんけどがケージ際でパンチ連打からの膝蹴りを放ちACEがスタンディングダウン

ファイティングポーズを取れず戦意喪失したACEにレフェリーストップがかかり、かずややねんけどがTKO勝利。チームバン仲村が決勝戦に駒を進めた

準決勝「チーム木村フィリップミノル vs チーム地下格闘技連合」

トーナメント準決勝もう一つの山は"元K-1王者"木村フィリップミノル軍団と、"ケンカバトルロワイアルの若きエース"仲野南斗改めフルボッコ南斗選手率いる地下格闘技連合の「チーム木村フィリップミノル vs チーム地下格闘技連合」が対戦。

4試合目まで両チームが2勝ずつ挙げ互角の展開となった「チーム木村フィリップミノル vs チーム地下格闘技連合」。第7試合フェザー級「瀧屋魁斗 vs 小桺楓大」はチーム木村フィリップミノルの瀧屋魁斗選手が先にダウンを奪うも、チーム地下格闘技連合の小桺楓大選手が巻き返しパンチで逆転KO勝利を見せ盛り上げた。

第9試合ミドル級「安藤勇希 vs フルボッコ南斗」

チーム監督兼選手として出場の仲野南斗選手が登場、ケンバト2準優勝時とは別人のようなビルドアップしたガタイになっている。両者当たれば倒れる破壊力抜群のパンチを交錯させる、打ち合いのなかでフルボッコ南斗も効かされるも打ち返していく。

左フックをクリーンヒットさせダウンを奪ったフルボッコ南斗、再開後も右ミドルを効かせ右フックで打ち抜きKO勝利。仲野南斗選手が圧倒的な強さを見せた。

第10試合無差別級「杉山興平 vs パトリックケンソン」はチーム木村フィリップミノルメンバーでボビーオロゴンさんの友人、パトリックケンソン選手がトラブルで遅刻しイベントの進行を20分待遅らせる事態に。
木村フィリップミノル選手が代打出場する雰囲気になるも結局パトリックケンソンが会場に到着し、木村フィリップミノル選手がケンカバトルロワイアルで闘うことはなかった。ちなみにパトリックケンソンは敗退。

第10試合「パトリックケンソン vs 杉山興平」

1R パトリックケンソンが極真仕込みの下段蹴りを連打し削っていく。しかしパトリックケンソンが自らの蹴りで右足の甲を痛め失速する。

2R 杉山興平選手が勢いの落ちたパトリックケンソンから剛腕パンチでダウンを奪う。パトリックケンソンは何とか立ち上がるも怪我の痛みで脚が効かなくなりレフェリーストップとなった。

杉山興平選手が勝利しチーム地下格闘技連合が決勝進出を決めた。

決勝戦「チームバン仲村 vs チーム地下格闘技連合」チームバン仲村が優勝

決勝戦は喧嘩バトルロワイヤルに相応しく、ケンバトを代表する選手を擁するチーム同士が勝ち上がり「チームバン仲村 vs チーム地下格闘技連合」の組み合わせとなった。

第16試合「真虎斗akaBASTA vs touma」

準決勝で開始早々のハイキックKOを見せた真虎斗akaBASTA選手が登場(本来フェザー級の真虎斗akaBASTA選手が諸事情によりウェルター級マッチに出場している)。1R空手がバックボーンなのか素早い蹴り技で翻弄し、胴回し回転蹴りも見せる真虎斗akaBASTA。touma選手のパンチをノーガードでかわす余裕を見せた真虎斗akaBASTA選手がテンカオを突き刺しダウンを奪う

2R 蹴り技で攻める真虎斗akaBASTA選手とパンチで対抗するtouma選手、両者決定打は無いも真虎斗akaBASTA選手が手数で上回り判定勝利。

ちなみに木村フィリップミノル選手が真虎斗akaBASTA選手のテクニカルな打撃を絶賛、これを受け真虎斗akaBASTA選手は「どんだけ周りから批判されても木村フィリップミノル選手応援します」とエールを送った。

第17試合ミドル級「ハリケーン風太 vs フルボッコ南斗」

ハリケーン風太(中岸風太)選手は元ボクシング王者で2016年にはオーストラリア・メルボルンにてWBAオセアニアライト級暫定王座を獲得、2018年にはロシア・ソチでWBCインターナショナルライト級王座を獲得しているモノホンの実力者ボクシング以外に極真空手の経験も持ち蹴り技のテクニシャンぶりも見せている。

ハリケーン風太選手はBreakingDown9ではにっけん君と対戦(中岸風太名義で出場)、左フックでダウンを奪い右カウンターでKO勝利している。対する仲野南斗選手も準決勝で圧倒的な勝ち方を見せており、強豪同士の対決となった。

1R ハリケーン風太が空手仕込みのローからパンチの連打を見せる、フルボッコ南斗は体格・パワーで勝っておりプレッシャーをかけていく。スリップダウン状態でフルボッコ南斗の蹴りがハリケーン風太の脇腹にヒット(反則扱い)し、ハリケーン風太はダメージが見られ立ち上がれず。フルボッコ南斗にイエローカード&試合中断。

再開後フルボッコ南斗は構えをスイッチし前蹴りからスーパーマンパンチ、ハリケーン風太がこれに左フックをヒットさせダウンを奪う。フルボッコ南斗が立ち上がるもまたもハリケーン風太の左フックがクリーンヒットしダウン。ダメージを負いながらもフルボッコ仲野が前へ出てアグレッシブに攻める。

延長R フルボッコ南斗の前進をローで止め左フックをヒットさせるハリケーン風太、ゴング後勝利を確信し拳を突き上げる。ハリケーン風太が3-0フルマーク判定勝利、チームバン仲村が「ケンカバトルロワイアル to the world」優勝となった。

身長差&パワーで勝る仲野南斗選手をテクニックでいなしカウンターの左フックをヒットさせていったハリケーン風太選手、ガチで強すぎた。
大会終了後の木村フィリップミノルのコメント

「ケンカバトルロワイアル to the world」イベント終了後の木村ミノル選手のコメントは以下の通り。木村ミノル選手からはRISEで対戦アピールのあった中村寛(なかむらかん)選手へのアンサーも…!

木村フィリップミノル

  • 「今日出場した全選手に格闘技への愛っていうか凄い情熱を感じる大会だったんでケンカバトルロワイアル好きになりました。こういう大会僕は好きです
  • 「優勝したチームの皆さんフィリピンでもブチかまして全KOで優勝してきてください。楽しみにしてます」
  • 「(司会から「RIZINでも期待してます。キレイな身体でお願いしますね」と言われ)もちろん」

「この前 中村寛っていうRISEの下の階級の奴から喧嘩売られてて、ドーピングマッチでもやろうぜって言われてるんですけど。僕ステロイドの事よく分かんないんですけど笑、彼(中村寛)は使った方がいいと思います

木村フィリップミノル選手はチーム監督を務めた喧嘩バトルロワイヤルについて「格闘技愛のあるイベントで好きです」と絶賛している。

また、普段はMCバトルで闘っているラッパーACEさんは「優勝したバン仲村チームの皆さん、おめでとうございます」と祝福の意を述べた後、チームバン仲村の選手名を盛り込んだ即興ラップを披露しイベントを締めくくった。

喧嘩バトルロワイヤルとはまったく関係ないものの、12/16RISEでアフマド・アコーダッド衝撃選手に豪快過ぎるKO勝利を見せた第8代RISEライト級王者・中村寛選手からの対戦アピールに木村ミノル選手がアンサー
木村ミノル選手は中村寛選手からの対戦アピールにウェルカムの姿勢を見せ、(階級が下の選手で勝負にならないから)彼はステロイド使った方がいいと思いますと余裕の表情。
2024年「木村フィリップミノル vs 中村寛」は実現するのか?注目だ。

ケンカバトルロワイアル(喧嘩バトルロワイヤル)とは?まとめ

BreakingDownと対をなす格闘イベント「ケンカバトルロワイアル」について紹介しました。

ブレイキングダウンと喧嘩バトルロワイヤルはお互いのイベントに選手が行き来し参戦するなど協力関係にありますが、ルールや特色は異なりそれぞれ違った良さがあって面白いですね。

ブレイキングダウンも喧嘩バトルロワイヤルも毎回新たな仕掛けやテコ入れがあり、ファンを飽きさせない工夫があるのも◎。チーム戦の次はどんなバトルを見せてくれるのか今後のケンバトからも目が離せません。

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