K-1 vs RISE 団体対抗戦と対戦カード6試合が発表されました。2022年6月に開催された「THE MATCH」での天心vs武尊も記憶に新しいですが、早くも団体の垣根を超えた対抗戦の第二弾が決定したのは激アツですね!
今回はK-1とRISEお互いのビックイベントにて3試合ずつ計6試合行われます。互いの団体にトップ選手が乗り込んでの試合になるため「THE MATCH 2022」に負けず劣らずの緊張感が期待されます。
本記事では【K-1×RISE】団体対抗戦の注目カードの紹介と、記者会見での選手のコメントをまとめていきます。
【K-1 vs RISE】団体対抗戦の概要
K-1×RISE対抗戦はお互いの団体のビックイベントにて3試合ずつ(計6試合)行われます。
2022年6月に開催された「THE MATCH 2022」ではひとつの大会で「K-1 vs RISE」の対抗戦が行われる形式でしたが、今回の対抗戦はお互いの団体にトップ選手が乗り込んでの試合になります。より緊張感ある対抗戦が期待できますね。
- 今回のK-1×RISE対抗戦は計6試合行われる
- K-1・RISEそれぞれのビックイベントに乗り込んでトップ選手同士が試合
- 3/12「K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~」、3/26「Cygames presents RISE ELDORADO 2023」にてそれぞれ3試合ずつ対抗戦
「THE MATCH 2022」で行われた世紀の一戦「天心VS武尊」から1年待たずにK-1とRISEの対抗戦第二弾が行われるのはめちゃくちゃ朗報ですね…!
これも那須川天心選手と武尊選手が団体の垣根を越えて試合してくれたおかげ
やたら対抗戦を連発するのもなんですが、今後も年1くらいのペースで対抗戦をやって盛り上げてほしいものですね。
【K-1×RISE対抗戦】開催日程・会場は?
K-1×RISE対抗戦は2大会に分けてお互いのイベントに乗り込んで行われます。対抗戦が行われるイベントと開催日時・会場は以下の通り。
- 2023年3月12日開催「K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~」(国立代々木競技場 第一体育館)
- 2023年3月26日開催「Cygames presents RISE ELDORADO 2023」(有明アリーナ)
上記のイベントにてそれぞれ3試合ずつ行われます。
K-1のK’FESTA(ケーズフェスタ)とRISEのELDORADO(エルドラド)とお互いの団体のビックイベントにて行われることからも、団体対抗戦への気合の入り方がわかります。
【K-1×RISE対抗戦】視聴方法はABEMA格闘chで無料生中継!
K-1×RISE対抗戦の第二弾の視聴方法はABEMA(アベマ)格闘chにて無料生中継で観れるとのこと。
「K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~」と「Cygames presents RISE ELDORADO 2023」のどちらも無料生中継とは嬉しいニュース。
それだけ多くの格闘技ファンに「K-1×RISE対抗戦に注目してほしい」という思いの現れですね
武尊(たける)がK-1×RISE対抗戦にコメント
K-1×RISE対抗戦の第一弾ともいえる「THE MATCH 2022」にて那須川天心選手と激闘を繰り広げた、元K-1王者の武尊(たける)選手がツイートで思いのたけを語っています。
「こうして一つ形になったのは嬉しい。格闘技界がさらに発展していくための第一歩」とK-1とRISEの交流を激励。
「THE MATCH」では相手に有利な条件で試合し実力を発揮しきれず敗れてしまった武尊選手ですが、武尊選手と天心選手が体を張って切り開いてくれたからこそ対抗戦第二弾が実現したと言って過言じゃないですね。
K-1×RISE対抗戦の決定試合・出場選手
K-1×RISE対抗戦の対戦カード(全6試合)は以下の通り。
- 玖村将史 vs 鈴木真彦(K-1スーパーバンタム級)
- 斗麗 vs 安本晴翔(K-1フェザー級)
- ⾨⼝佳佑 vs 新美貴⼠(RISEフェザー級)
- 寧仁太・アリ vs 實方拓海(K-1ウェルター級)
- 白鳥大珠 vs 佐々木大蔵(RISEスーパーライト級)
- 南原健太 vs 愛鷹亮(-90㎏)
K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~で行われる対戦カード&選手コメント
K-1×RISE対抗戦の対戦カード発表記者会見での各選手のコメントをまとめていきます。(この3試合はK-1ルールで行われる)
玖村将史 vs 鈴木真彦(K-1スーパーバンタム級)
「玖村将史 vs 鈴木真彦」この試合は3/12「K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~」にて行われるので、鈴木真彦選手がK-1に乗り込んでの試合になります。しかも鈴木真彦選手はRISEの現役王者としてK-1に参戦。
鈴木真彦選手は「THE MATCH 2022」にてK-1スーパーバンタム級王者の金子晃大選手と対戦、王者同士の対抗戦で接戦を制しています。
金子晃大選手と玖村将史選手はK-1スーパーバンタム級のライバル同士。玖村将史選手にとって今回の「玖村将史 vs 鈴木真彦」は
- 「THE MATCH 2022」で負けてしまったK-1の強さを見せる
- ライバルの金子晃大選手に勝った鈴木真彦選手に勝ち、金子晃大選手の王座に挑戦する
という2つの負けられない理由があります。
玖村将史選手も「THE MATCH 2022」にてRISEで鈴木真彦選手に勝っている志朗選手に勝利を収めているので、今回の試合次第で評価が分かれるという側面もあります。
K-1 玖村将史選手のコメント
- 「THE MATCH 2022」で初めてK-1×RISE対抗戦をやって、結果的にK-1が負け越してしまっている。今回はその借りを返す最高の機会かなと思ってます
- (相手がK-1に乗り込んでの試合になるが)K-1は今まで色んな素晴らしいファイターが作り上げてきた舞台なので「他団体から簡単に乗り込んでこれると思うなよ」という気持ちもありますが、対外的に試合してK-1の強さを見せるのも先人のK-1ファイターたちの想いでもあると思う
- 今回はK-1を代表して圧倒的な強さを見せたいと思います
- 鈴木真彦選手はアグレッシブでK-1に向いている
RISE 鈴木真彦選手のコメント
- 今回はK-1に乗り込んでの試合ということでめっちゃ燃えてます
- 「玖村将史 vs 鈴木真彦」はファンも観たいカードだと思うし、玖村将史選手は(自分に勝っている)志朗選手に勝ってるので絶対に負けられない
- 僕はRISE王者なんでRISEを背負ってK-1とK’FESTA(ケーズフェスタ)を盛り上げていこうと思ってます
- K-1ルールで試合することは問題ない。むしろ楽しみです
K-1とRISEの軽量級を代表する選手同士の好カード。お互い団体の看板を背負っているので絶対に負けられないという決意が感じられます。
特に鈴木真彦選手はRISEバンタム級の現役王者なのでより負けられない立場。
鈴木真彦選手の「RISE王者なんでRISEを背負ってK-1とK’FESTA(ケーズフェスタ)を盛り上げていこうと思う」ってコメント最高ですね
鈴木真彦選手のこの言葉からは単に「RISEの強さを見せる、対抗戦に勝つ」ということだけでなく、対抗戦を通じてお互いの団体や格闘技界全体を盛り上げていくという思いが伝わります。さすが王者、発言に深みがありますね。
「玖村将史 vs 鈴木真彦」試合結果|玖村将史が左ジャブ&左フックを的確に当て続け判定勝利
K-1×RISE対抗戦「玖村将史 vs 鈴木真彦」の試合結果…玖村将史が2Rにダウンを奪い判定勝利!玖村将史が現役RISE王者の鈴木真彦との激戦を制しました。
- 1R序盤からアグレッシブに前へ出続ける鈴木真彦、クリーンヒットはないが手数とパワーでは鈴木有利の印象
- 2Rもガンガン攻める鈴木真彦、玖村将史はノーモーションのジャブを的確に当てはじめる。鈴木真彦の出入りに合わせ玖村の左ジャブがカウンターでヒットし鈴木真彦がダウン
- ダウン後も前に出続ける鈴木真彦にジャブのカウンター狙いの玖村将史、ストレート系の多い鈴木をフットワークで外しコンパクトなショートフックも当てていく玖村
- 3R鈴木真彦はややペースが落ちはじめ、玖村将史は深追いせずジャブでコントロールし続け判定勝利を収めた
鈴木真彦選手の試合後のコメント
- 「(男泣きしながら)RISE王者として申し訳ない結果に終わってしまったなという感じです」
- 「(玖村将史の印象は?)上手くて強かったです」
- 「今回は対抗戦というファンが盛り上がる試合を組んでくださってありがとうございました。K-1のリングは最高でした」
玖村将史選手の試合後のコメント
- 「RISEとの対抗戦だったので勝ててホッとしてます」
- 「(鈴木真彦の印象は?)K-1ルールを苦にすることなく違和感なく闘ってたし、さすがRISE王者で強かったです」
- 「効果的に当てていたジャブは(前回コンペット選手に負けて)倒しに行くだけが重要じゃないと学んで課題を修正してきた結果」
- 「鈴木真彦選手はあのジャブだいぶ効いてたはずなのに間合いに入ってきてパワーがあったなという印象」
- 「(今日金子晃大(現王者)がコンペットに勝って王座防衛したが)金子選手が負けた鈴木真彦選手に勝ったし、タイトルマッチで金子晃大選手と試合したいです」
- 「55㎏級だけじゃ満足できないんで2階級制覇を目指して階級アップもあるかもです」
斗麗 vs 安本晴翔(K-1フェザー級)
「斗麗 vs 安本晴翔」この試合はK-1とRISEの超新星同士の対決。
斗麗(とうま)選手はK-1軽量級の次世代スター候補。第5代K-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(ぐんじたいと)選手に次ぐ実力者です。
安本晴翔(やすもとはると)選手は元KNOCK OUT-RED(肘有りルール)フェザー級王者やWBCムエタイ日本統一フェザー級王者と、アマチュアタイトル26冠・プロ6冠というえげつない戦績の持ち主。31戦26勝のうち15KOと、軽量級でありながらKO率も抜群のフェザー級のトップファイター。
K-1 斗麗(とうま)選手のコメント
- 僕は数字とか知名度とかはどうでも良くて、K-1のリングが世界一と証明するために闘ってます
- 他団体からK-1のリングに上がってくる安本選手には感謝と尊敬の気持ちを持って叩き潰してやろうと思ってます
RISE 安本晴翔(やすもとはると)選手のコメント
- K-1にRISEの強さを見せつけられるように全力を尽くしますので応援よろしくお願いします
- K-1ルールはキャッチがないだけなので問題ないです
安本晴翔選手、試合では圧倒的な強さなのに記者会見では緊張気味?
「斗麗 vs 安本晴翔」試合結果|安本晴翔がパワー・スピード・手数で上回り斗麗を圧倒
K-1×RISE対抗戦「斗麗 vs 安本晴翔」試合結果…安本晴翔が序盤から長いリーチを活かし上下打ち分けた有効打を当てていく展開。安本晴翔が終始試合のペースを握り、斗麗に0-2判定勝利。
アマチュア26冠・プロ6冠は伊達じゃなかった…!
安本晴翔の強さが際立ちましたが、終了間際に斗麗がラッシュをかけ意地を見せてて熱い試合でしたね。
安本晴翔選手の試合後コメント
- 「斗麗選手が強くていい試合ができたなと思っています」
- 「倒せるかなと思っても気合いで前に来る感じが凄かったです」
- 「(K-1とRISE対抗戦でK-1ルールでの試合だったが)普段よりも燃えました」
- 「K-1ファンの皆様、RISEファンの皆様応援ありがとうございました。これからも頑張っていくのでよろしくお願いします押忍」
斗麗選手の試合後コメント
「安本晴翔選手はやる前から強いのは分かってたんで予想通りでした」「効いた打撃はなかったですけど、まとめるとか距離感が上手かったですね」
寧仁太・アリ vs 實方拓海(K-1ウェルター級)
K-1 寧仁太・アリ(アニンタ・アリ)選手のコメント
- 対抗戦でインパクトを残し、自分の名前を日本中に知らしめたい
- 相手の印象は技術がすごですが自分はそれ以上の身体能力を持っている
- KRUSH王者なのでベルトの価値を落とさないよう強さを見せつけます
RISE 實方拓海(さねかたたくみ)選手のコメント
- 知名度は低いですが実力はこの階級で1番だと思ってます
- この試合の後に僕を知らない人は誰もいなくなると思うので楽しみにしてください
寧仁太・アリ vs 實方拓海 試合結果|寧仁太・アリがダウン奪い判定勝利
K-1×RISE対抗戦「寧仁太・アリ vs 實方拓海」試合結果…寧仁太・アリが判定3-0で大差を付け勝利。
「寧仁太・アリ vs 實方拓海」試合展開
- 寧仁太・アリが長いリーチを活かし手数も多く、やや有利に進める展開。實方拓海も積極的に攻めるが距離が合わずクリーンヒットできない
- 2R終盤に寧仁太・アリが左フックを効かせ右ストレートでダウンを奪う
- ダウン後も實方拓海が果敢に攻めるもアリを捉えきれず、3-0判定で寧仁太・アリが対抗戦の先鋒を勝利で飾った
寧仁太・アリ選手の試合後コメント
- 「K-1代表としてRISE選手と試合できて嬉しかったです。自分を対抗戦に選んでくださってありがとうございます」
- 「實方拓海選手は技術もリーチもあって攻撃も多彩でやり辛かった、そこを勝てて自信になりました」
- 「K-1対RISE対抗戦だったので、負けられない気持ちが試合中も沸き上がりましたね」
實方拓海選手の試合後コメント
- 「K-1対RISEの対抗戦の先鋒で負けてしまって悔しいです」
- 「寧仁太・アリ選手はリーチが長く距離が遠いのは予想してはいたんですが、想像以上に距離感が遠くて攻めきれなかったです」
- 「K-1ルールだったことは問題なかったです」
RISE ELDORADO 2023で行われる対戦カード&選手コメント
3月26日開催「Cygames presents RISE ELDORADO 2023」(有明アリーナ)にて行われる、K-1×RISE対抗戦3試合に出場する選手のコメントをまとめます。(この3試合はRISEルールで行われる)
⾨⼝佳佑 vs 新美貴⼠(RISEフェザー級)
RISE ⾨⼝佳佑(もんぐちけいすけ)選手のコメント
- RISEフェザー級王者の門口です。対抗戦に選ばれて光栄です
- 新美選手は熱い選手でリスペクトしてます、新美選手熱い試合しましょう
K-1 新美貴⼠(にいみたかし)選手のコメント
- RISEルールでの試合になりますがK-1で培った倒しにいく試合をしたい
- ⾨⼝佳佑選手はRISE王者で強い選手ですがしっかり倒します
白鳥大珠 vs 佐々木大蔵(RISEスーパーライト級)
RISE 白鳥大珠(しらとりたいじゅ) 選手のコメント
- 「THE MATCH 2022」でゴンナパーにKO負けした借りがあり、あの時の悔しさが忘れられない。必ず借りを返したい
- 佐々木大蔵選手はすごく強い選手。ここを食っちゃえば今後もっと強い選手との対抗戦が組まれると思うのできっちり勝ってK-1ファンの皆さんにも強さを見せたい
K-1 佐々木大蔵(ささきだいぞう)選手のコメント
- K-1代表としてRISEに送り込まれた役割を理解し、しっかりK-1の強さを見せたいと思います
- RISEルール(ワンキャッチワンアタックあり)に関して、自分は色んなテクニックを使うタイプ。できることが増えるルールの中でどういったアートが見せれるか楽しみです
南原健太 vs 愛鷹亮(-90㎏契約)
RISE 南原健太(なんばらけんた)選手のコメント
- 極真会館の南原健太です。ずっとK-1ヘビー級の選手と闘いたいと思っていたのでワクワクしてます
- パンチの愛鷹亮か蹴りの南原健太という構図ですが、必ず蹴り倒します。押忍
K-1 愛鷹亮(あいたかりょう)選手のコメント
- 最近の自分の戦績(6連敗中)からすると対抗戦に出るのはどうなのかなという声があると思いますが、愛鷹亮が出て良かったなという試合をします
- 今年34歳ですがチャレンジは止めなければ終わらない(自分次第)という背中をファンに見せたいと思います
- RISEルールはワンキャッチありですが俺はぶん殴って倒すのみです