「BreakingDown(ブレイキングダウン)COO」溝口勇児(みぞぐちゆうじ)さんはこれまで「イベントを支える裏方」としてブレイキングダウンに携わってきていましたが、「ブレイキングダウン8」では選手として試合に出場。元空手王者を圧倒し勝利、裏方とは思えない圧倒的強さを見せています。
本記事では溝口勇児さんが「格闘技未経験者なのになぜ強いのか?」や、起業家として成功を収めた現在からは想像もつかない「溝口勇児さんの過去の生い立ち」まで深堀りしていきます。
【BreakingDown COO】溝口勇児(みぞぐちゆうじ)は何者なのか?プロフィール&経歴
溝口勇児(みぞぐちゆうじ)
生年月日/年齢 | 1984年11月23日(38歳) |
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出身地 | 東京都 |
身長/体重 | 186cm/80㎏(試合時体重) |
格闘技経験 | 格闘技経験無し |
経歴など | 起業家/投資家 |
溝口勇児(みぞぐちゆうじ)さんは「ブレイキングダウンCOO」として有名ですが、他にも数々の起業家としての顔を持っている「若干38歳の敏腕若手社長」。
朝倉未来さんと溝口勇児さんの関係性は?…CEO(経営責任者=朝倉未来)から指示を受け、COO(業務執行責任者=溝口勇児)がブレイキングダウンのイベント業務を執行するといった間柄。
溝口勇児さんはブレイキングダウンではCOOの立場ですが、ブレイキングダウン以外にもこれまで複数の事業をCEOとして手掛けてきています。
FiNC創業、CEO就任(元CEOで現在は退任)
溝口勇児さんは高校時代からトレーナーとして働いていた経歴があり、プロスポーツ選手や芸能人・有名人など多くの人のカラダ作りを支えていました。
2012年にトレーナー経験を活かし「FiNC Technologies」を創業、「カラダのをすべてを1つのアプリで」がコンセプトのダイエット&フィットネスアプリ「FiNC」は累計1,000万ダウンロードを突破。
WEINGROUP創業、CEO就任
FiNCのCEO退任 後「WEIN」を起業。WEINは「21世紀の課題「孤独・退屈・不安」の解決に注力し、ウェルイービングな社会を作る」がコンセプトの投資企業。ウェルイービングは「誰かにとって価値のある存在や状態」の意。
要はこれから起業など何かにチャレンジする人たち(ベンチャー企業など)への「スタートアップ支援」を行う事業。
WEINのメインファンド「WEIN 挑戦者 FUND」は溝口勇児さんの親友でプロサッカー選手の本田圭佑さんと創業したことで話題に。
BACKSTAGE創業、CEO就任
インフルエンサーや芸能人など表舞台の人たちの活動を「舞台裏でサポート」する事業。
XANA JAPAN CEO就任
Web3.0メタバース事業拡大プロジェクト。ちなみにメタバースとはコンピュータに構築された3次元の仮想空間。XANAのメタバースではNFTゲームを開発したりプレイして資金を稼ぐことも可能。ブレイキングダウンの番組内でもよくコマーシャルされている。
溝口勇児さんの資産がヤバイ…めちゃくちゃ儲かってる?
これまで数々の事業を立ち上げてきた溝口勇児さんですが「めちゃくちゃ儲かってる」イメージがありますよね?溝口勇児さんは起業家のほかに投資家としての顔も持っており、プロ投資家のなかでも上位に分類される「適格機関投資家」に認定されています。
プロの投資家になるには資産を一定額有しているなど厳しい条件がありますが、個人が適格機関投資家に認定されるには有価証券の残高を10億円以上有していることが条件のひとつ。
しかし自分の資産で個人的に投資を行っている個人投資家に対し、機関投資家は「会社(法人)の資産」で投資を行う投資家です。機関投資家の利益=個人の資産ではありません。
とはいえ溝口勇児さんが「ガチ勢の資産運用のプロ」であることを踏まえると、溝口勇児さん個人の資産額も一般人では想像もつかないような異次元レベルと思われます。羨ましい。
溝口勇児「BreakingDown(ブレイキングダウン)」に込めた想い
溝口勇児(みぞぐちゆうじ)さんはブレイキングダウンを他の格闘技団体と同様には捉えていません。朝倉未来さんがBreakingDownグループのCEOに就任された際、溝口勇児さんは「ブレイキングダウンに込めた想い」を次のように語っています。
- 「ブレイキングダウンを通して、過去の失敗に対しあまりに不寛容な社会のなかで大きな失敗をした人たちでも再挑戦できる希望を世の中に与えたい」
- 「人生に絶望感しかない人でも挑戦する勇気さえあればどんな過去でも変えられるということを伝えたい」
ちなみにRIZINフライ級王者・堀口恭司選手が兄の健太さんと立ち上げた新格闘技団体「TOP BRIGHTS( トップブライツ)」を立ち上げた際、「ブレイキングダウンは格闘技のイメージとして良くない」といった発言あり。
プロ格闘家のブレイキングダウン批判まとめ│朝倉未来「注目度では負けを認めてるようなもの」
溝口勇児(みぞぐちゆうじ)は身長186cmの長身イケメン起業家
これまで数々の事業を立ち上げ成功を収めてきており日経ビジネス「若手社長が選ぶベスト社長」にも選ばれた溝口勇児さんですが、富や名声のみならずルックスまで兼ね備えていてどこにも隙が見当たりません。
溝口勇児さんは身長186センチの長身で、ブレイキングダウンのオーディションなどでヘビー級の格闘家と並んでもまったく見劣りしない恵まれた体格の持ち主。しかも文学系の知的な雰囲気かつ、いい感じに童顔なため年齢よりも若々しく見える中性的な魅力があるイケメンです。
溝口勇児(みぞぐちゆうじ)の彼女は?元カノは「てんちむ(橋本甜歌)」
元子役で人気YouTuber「てんちむ(橋本甜歌)」と溝口勇児さんは2021年に共通の知人を通じて出会い、9月頃から交際スタート。
てんちむさんは自身のYouTubeチャンネルにて「本当に好きな人ができました」と交際を匂わせ、20231月に週刊文春にスクープされ話題に。
てんちむ&溝口勇児さんカップルが破局した理由は、
- 「このまま交際を続けると甜歌(てんちむ)の可能性を下げてしまう。人生の後悔が出てくるのではないか?と思っていた」
- 「一緒にいることで依存することになり、お互い仕事のパフォーマンスが下がる気がした」
とのこと。
また、溝口勇児さんは仕事よりてんちむさんの方が大事に思うことがあったとのことで、仕事が手につかなくなってしまうためあえて別れたようです。
溝口勇児さんはこれまでの恋愛では「仕事より恋人」といった気持にはならなかったようで、てんちむさんへの愛情がいかに大きかったかを物語ってますね。
【天才】溝口勇児(みぞぐちゆうじ)が格闘技未経験なのにガチで強すぎる…強さの理由は?
溝口勇児さんは格闘技未経験ですが、ブレイキングダウンのパンチングマシーン(パンチ力測定)2位と背筋力測定1位の記録を叩き出しぶっちぎりの総合1位になるほどの驚異的なパワーの持ち主。
「BreakingDownパンチング力王&背筋力王決定戦」が朝倉海Chにて公開されました。前回に引き続き僕も参戦することになりました。裏方なのに出しゃばってごめんなさい https://t.co/5fluexJPnR pic.twitter.com/QgZncu9R7F
— 溝口勇児 (@mizoguchi_yuji) May 17, 2023
溝口勇児さんが格闘技素人にもかかわらず強い理由は、高校時代からトレーナーとして働いていた「カラダ作りの知見」といったバックボーンがあるためと思われます。
アスリートにカラダ作りや身体の動かし方を教えるには、まず自分のカラダで実践する必要があります。溝口勇児さんも
- 「背筋力があるのはトレーナー時代にハードな筋トレをしていたから」
- 「当時は背筋力300㎏を超えていた」
と自身の強さの理由を語っています。
ちなみにブレイキングダウンにも参戦経験のある怪力レスラー胸毛ニキこと八須拳太郎さんで背筋力207.5㎏なのでいかに溝口勇児さんのパワーが凄まじいかが分かります。
溝口勇児(みぞぐちゆうじ)の過去・生い立ち
富と名声、恵まれたルックスも兼ね備えた非の打ちどころのないイメージの溝口勇児さん。しかしそんなイメージとは裏腹に「壮絶な過去・生い立ち」を持った苦労人でもあります。
溝口勇児さんは3歳から母子家庭で育ち、現在の成功を収めた溝口勇児さんからは想像もつかないような貧しい暮らしをしていたとのこと。
- 溝口勇児さんのお父さんは孤児院で育ち、ご両親や親せきのことも知らずに育った。また、溝口さんのお母さんも母子家庭で育っており2人とも幼少期から荒れていた
- そんな両親の間に生まれたのが溝口勇児さんで、いわゆる「できちゃった婚」だった
- 溝口勇児さんのお父さんは酒癖が悪かったため仕事も続かず借金があり、溝口勇児さんが3歳の時に借金を残して消えてしまった
- 母子家庭になった後、溝口勇児さんのお母さんは身を粉にして働いていたが家庭は貧しく、溝口勇児さんは高校の学費を自分で働いて払っていた
ここから高校在学中の17歳の頃、溝口勇児さんはパーソナルトレーナーとして働き初め、
- 「対面ではなくより多くの人にトレーナーとしてのサービスを提供したい」
- 「お金に余裕のない人にも健康を届けたい」
といった想いから2012年に「FiNC Technologies」を創業、フィットネスアプリFiNCが累計1,000万DLを記録する成功を収めています。
溝口勇児(みぞぐちゆうじ)は昔はヤンチャだった?
若くして起業家として成功を収め「知的なエリート」のイメージが強い溝口勇児さんですが、学生時代は相当ヤンチャだった過去があります。
当時の溝口勇児さんを知る近しい間柄の人たちの証言を見ていきましょう。
高校時代の恩師 山田みね子先生
- 「文化祭の時暴走族が来て「溝口出せ!」と名指しで凸ってきて」
- 「暴走族が中で暴れたけど溝口は喧嘩上等で負けないから」
と溝口勇児さんの高校時代の恩師が当時を振り返っています。ヤンキー漫画の世界ですね…!
高校時代の親友 木下哲弘さん
- 「溝(溝口勇児)はヤンチャな友達が多かったんでアウトロー関係の人と揉めたことがあった」
- 「その友達がビビってるなか溝が男気を見せてそいつのフリをして話を付けに行った」
高校時代の親友 大山真吾さん
- 「当時飲食店でアルバイトしてた時にヤンキーがイチャモンつけてきた事があって」
- 「後日4~5人連れて待ち伏せされたんですけど(溝口勇児が)返り討ちにしたエピソードがあります」
溝口勇児さんは「理不尽とか不条理なことをする人たちをヤンキーとするならば、そういう人たちは今でも好きじゃないです」と語っており、学生時代の溝口勇児さんは「正義感の強い不良」だった模様。
BreakingDown 8「溝口勇児 vs 土屋悠太」元空手日本王者と試合決定
これまでBreakingDown COOとして運営側でブレイキングダウンを盛り上げてきた溝口勇児さん。BreakingDown 8ではなんと溝口勇児さんが選手としてブレダウ参戦決定…!
ブレイキングダウン8のオーディションにて「溝口勇児 vs 土屋悠太」(-80㎏)が決定。オーディションではタックルを仕掛けていた溝口勇児さんですが、この試合はキックルールで行われます。
土屋悠太さんは少年時代に元空手全日本王者の成績を収めた経歴のある自称「喧嘩無敗」のTikTokrとのこと。
溝口勇児さんは煽りVにて普段の温厚なイメージとは異なり「大会当日が近付くにつれ忙しさが増してくる、そのなかで練習や減量したりで面倒なことに巻き込んでくれたなってイライラしてます」と土屋悠太選手へトラッシュトークを展開。
溝口勇児
- 「勝っても負けてもKOで終われたら理想です」
- 「彼は僕に負けてBreakingDownには二度と出られない」
土屋悠太
- 「全部シナリオ通り進んでて凄い簡単に試合決まったんで」
- 「試合では溝口さんにそれを崩してほしいですね、これで僕が簡単に勝っちゃうとBreakingDown舐められると思うんで」
- 「俺に勝つにはワンパンで沈めるしかないと思います、よろしくね陰キャくん」
BreakingDown8「溝口勇児 vs 土屋悠太」試合結果│溝口勇児が圧倒的強さを見せつけ完勝
ブレイキングダウン8「溝口勇児 vs 土屋悠太」で元空手全日本王者の土屋悠太さん相手に「ブレイキングダウンCOO」溝口勇児さんが圧倒的な力を見せつけ判定勝利しています。
キックやパンチを褒められて自信がついた😎当日は海くんみたいに膝蹴りでスカッとKOできたらいいな https://t.co/tOnSXgCzAH
— 溝口勇児 (@mizoguchi_yuji) May 18, 2023
「○ 溝口勇児 vs 土屋悠太×」判定5-0で溝口勇児が勝利
1R ゴングと同時に右の前蹴り連打を見せる溝口勇児、土屋悠太も蹴りを返す。ケージ際で溝口勇児が右フックから首相撲の膝連打、土屋悠太が右ストレートをヒットさせるも溝口勇児は聞いてない様子でプレッシャーをかける。
サウスポーからオーソに切り替えた溝口勇児、左手で距離を測りながら右フックを連続でヒットさせていく。ラスト溝口勇児が右ストレート左右のフック首相撲からの膝と猛攻を仕掛ける。
試合終了後、土屋悠太は根性でダウンは免れたもののダメージがある様子で立ち上がれず、溝口勇児がフルマークの判定勝利で圧倒した。
朝倉未来CEO曰く「溝口さんは視聴者投票1位なんで。次はひな壇で」とのこと。朝倉未来CEOの権限でブレイキングダウン9のオーディションでは審査員席ではなく、「ひな壇メンバー」として溝口勇児さんが登場するかもしれませんね。
BreakingDown8に続き、BreakingDown10に溝口勇児COOが選手としてブレダウ再登場。「溝口勇児 vs. 10人ニキ」が決定。「溝口勇児 vs. 10人ニキ」の結果はこちらの記事でチェック↓