ベイリー・サグデンは強い?【武尊(たける)の復帰戦】ISKA世界王者の強さを紹介

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元K-1 WORLD GP 三階級制覇王者の武尊(たける)さんの復帰戦の対戦相手がISKA世界スーパーライト級王者「ベイリー・サグデン」に決まりました。

2023年6月24日にフランス・パリで開催の「MTGP Impact in Paris」にて、ISKA世界ライト級タイトルマッチとして「武尊 vs ベイリーサグデン」が行われます。

ベイリーサグデンはイギリス出身の25歳で、アグレッシブなファイトスタイルが持ち味のオーソドックスファイター。お互いにアグレッシブに攻めるタイプなので武尊さんとはバチバチの打撃戦が期待できそうです。

本記事では武尊さんの復帰戦の対戦相手「ブリティッシュ・ブルドック」こと、ベイリーサグデン選手のプロフィールや戦績などからその強さを紹介していきます。

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「ベイリーサグデン」WIKI風プロフィール(戦績・獲得タイトル・身長など)

ベイリー・サグデン(Bailey Sugden)

生年月日1997年11月10日
出身地イギリス(グランサム)
身長・体重173cm/60.0~65.0㎏(試合時体重)…適正階級より上の階級でも試合している
キックボクシング戦績22戦15勝(3KO)6敗1分/アマチュアキック戦績…22勝5敗1分
獲得タイトルISKA世界スーパーライト級王者(-63.5kg)
ファイトスタイルオーソドックス/近距離での打ち合いを得意としている

ベイリーサグデンは本来60.0~61.0㎏前後が適正階級の選手ですが、ヨーロッパ最大のキックボクシング団体「GLORY(グローリー)」ではGLORYフェザー級(-65.0㎏)への参戦と階級をアップして多くの試合をこなしています。

適正階級より階級を上げての試合は「多くの試合をこなして、より多くのチャンスを得るため」とのことで、ベイリーサグデン選手のキックボクサーとして名を上げることに貪欲な姿勢がうかがえますね。

ちなみにGLORYではフェザー級(-65㎏)が最軽量なので、ベイリーサグデンがヨーロッパでキックボクサーとして名を上げるには階級を上げてでも試合をこなすしかなかったようです。

軽量級の打撃系格闘技において5㎏の階級アップはかなりリスクのあるチャレンジ

近距離での回転の速いパンチが得意なベイリーサグデンですが、22戦中3KOとKO率は低め。しかしこれは適正階級より上の階級で試合していることが影響してのことと思われます。逆にいえば武尊(たける)さんが軽量級ながら42戦中24(T)KO勝ちしてることがいかに凄いか分かりますよね。

武尊さんの(T)KO率、ヤバい

ベイリーサグデンはGLORY(-70.0㎏)のトーナメントでも試合していて判定勝ちしてますが、これはさすがにかなり無茶な階級アップだったようでその後は階級を下げて試合してます。

ちなみにベイリーサグデンの弟「チャド・サグデン」も元キックボクサー。現在はプロボクシングに転向しているとのこと

ベイリーサグデンは「ISKA世界スーパーライト級王者(-63.5kg)」

ベイリーサグデンは2022年3月18日開催の「FIGHT MAX Superstar Fight League」にてBrahim Madiと対戦、判定勝利でベイリーサグデンが「ISKA世界スーパーライト級王者(-63.5kg)」に輝いています。

本来60㎏が適正階級のベイリーサグデンにとってISKAスーパーライト級も階級アップしての挑戦だったので、体格差を乗り越えての王座獲得ということになりますね。

ちなみにBrahim MadiはK-1参戦で謎の存在感を出してた「モロッコの最強戦士」ことアダム・ブアフフさんとも対戦してます(ブアフフさんの判定勝利)

ISKAとは?ISKA王者は強いのか

ISKAとは?ISKA王者は強いのか

そもそもの話し「ISKA世界王者」って強いの?という疑問が浮かぶと思うので、ISKAについて補足します。K-1とかでもよくISKA王者という肩書で紹介されてる選手見かけますよね。

  • ISKAは「International Sport Kick Boxing & Karate Association」の略称で、「国際競技空手協会」とも呼ばれる
  • アメリカ(フロリダ州)が拠点のキックボクシングとMMA(総合格闘技)の王座認定団体
  • K-1ルール/ムエタイ(肘有り)/フリースタイル(肘・膝無し)など5種類のキックルールとMMAがあり、各ルールに王座が設定されている
  • ISKAは格闘技団体ではなく、あくまで「王座を認定するための団体」
  • 日本を例に挙げるとRIZIN・K-1・RISEなどの試合で「ISKA認定タイトルマッチ」として行われてたりする
  • 有名どころだと那須川天心や原口健飛もISKA世界王者に認定されている

他にも皇治やブアフフさんもISKA世界王者

ISKA王座はルールや階級によっては空位の場合もあり、とりあえず何かしらのタイトルが欲しい選手にとって都合がいいベルトという見方もあります。

そのためひと口にISKA世界王者と言っても「玉石混交」で、本物の実力者と実はそれほどでもない選手が入り混じってる感じですね。「武尊(たける) vs ベイリーサグデン」で武尊さんが勝てばまた一人ISKA王者にホンモノが加わることになります。

K-1やGLORYなどキックのメジャー団体に参戦するための切符(肩書)としてISKAの王座を狙う選手も多い

ちなみに旧K-1ヘビー級の人気ファイター「南海の黒豹」レイセフォーもISKA世界クルーザー級王者として参戦してましたし、K-1レジェンドの魔裟斗さんやジェロムレバンナも元ISKA世界王者でした。

ONEに参戦の天才キックボクサージョルジオ・ペトロシアンもISKA世界スーパーウェルター級王者だったりします。

ISKA世界ライト級タイトルマッチ「武尊(たける) vs ベイリーサグデン」決定

2023年6月24日にフランスのパリで開催される「MTGP Impact in Paris」にて、ISKA世界ライト級タイトルマッチ(-61.0㎏)として「武尊(たける) vs ベイリーサグデン」が決定。

この試合はK-1ルール(3分5R)で行われるISKA世界ライト級となり、現在王者はおらず空位になっている王座です。ベイリーサグデンは一階級上の「ISKA世界スーパーライト級王者(-63.5kg)」なので、もし今回武尊さんとの試合に勝てば「ISKA二階級王者」になります。

対する武尊さんは2022年6月に行われた「THE MATCH 2022」の那須川天心選手との試合以降の復帰戦になり、前回と違い適正階級での試合なので本領発揮してのKO勝利を見せてほしいですね。

武尊(たける)さんは今回が初の海外での試合、世界に強さを見せつけられるか

「武尊(たける) vs ベイリーサグデン」は2023年6月24日にABEMAで独占配信される予定です。

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「武尊(たける) vs ベイリーサグデン」両者のコメント

武尊(たける)

  • 「ベイリーサグデンはアグレッシブな選手だし、GLORYでは世界の強豪キックボクサーと闘ってきている選手。そういう選手と試合して僕の実力を世界に知らしめるチャンス
  • 「最高のKO勝ちを見せたいと思ってます」
  • 「MTGPとは1試合契約。この試合に勝ってONE世界ムエタイフライ級王者ロッタン・ジットムアンノンとの対戦を実現したいです」
  • 「格闘技のワールドカップをやりたい。この大会にも他の日本人選手に参戦してもらって、世界と闘って日本の格闘技を世界に知らしめたい」

ベイリー・サグデン

  • 「(武尊の印象は)前に出るプレッシャーが強く非常にアグレッシブなファイター、自分のペースで試合を進めるのが上手い」
  • 「しかし同じようなアグレッシブなタイプの対戦相手には闘い辛そうにしている印象がある。自分にKOされないように気を付けてください」
  • 「(実際に対峙して)武尊は震えているように見えたし、目が泳いでいた。俺の身体が想像以上にデカくて今まで対戦してきたファイターと違うと感じたんだろう」
  • 「武尊の戦績は日本人や国内レベルの選手との試合が多く、世界の強豪としのぎを削ってきた俺の戦績こそ本物。武尊の戦績はただの数字を並べただけの紙

ベイリーサグデンは記者会見でかなり強気のコメントで武尊(たける)を挑発

ちなみに武尊(たける)選手とベイリーサグデンは並んだ際ほぼ同じ身長だったので、フレーム(骨格の大きさ)的にはベイリーサグデンは60㎏が適正階級と思われます。

それでもベイリーサグデンが適正階級より上のGLORYのフェザー級(-65.0㎏)でランキング入りしているのはすごいですね。身長は両者ほぼ同じでしたが身体の厚みは武尊さんより一回り大きく、パワーではベイリーサグデンが上回っている可能性があります。

「武尊(たける) vs ベイリーサグデン」勝敗予想

実際のところ武尊さんとベイリーサグデンどっちが強いのか気になるところですよね?「武尊(たける) vs ベイリーサグデン」勝敗予想をしていきます。

ベイリーサグデンは普段の試合体重65.0㎏の選手で、武尊(たける)さんよりも身体の厚みがありパワーが上回っている可能性が高いです。

ベイリーサグデンの最近の数試合を観るとファイトスタイル的に

  • オーソドックスのベタ足でプレッシャーを掛けつつ前へ出るタイプ、フットワークはほとんどない
  • コンビネーションもあまり使わない印象で、一気に間合いを詰めて単発の重い打撃を当てていくスタイル。ただし効かせると回転の速いパンチをまとめてくる
  • スーパーマンパンチやバックスピンキックなどトリッキーな飛び道具も使う
  • 打撃は重いがモーションが大きくわかりやすい、カウンター取りやすいタイプかも

といった印象です。

「武尊(たける) vs ベイリーサグデン」勝敗予想
  • ベイリーサグデンは1R序盤は勢いがあるので、序盤からいきなり打ち合いをするのは危険
  • 打撃のスピード&反応スピードで武尊さんが上回ってる印象、ベイリーサグデンに当てさせずに一方的に終わらせられる可能性ある
  • ベイリーサグデンはベタ足なのでカーフで削りやすいタイプ
  • ベイリーサグデンは重くて当たればヤバい打撃を持ってるものの、単発が多くモーションが分かり易いパンチなので武尊さんのカウンター入りそう

今回は61.0㎏契約で武尊さんの適正階級での試合です。那須川天心戦では無理な減量で本領発揮できてなかったですが、ベイリーサグデンとの試合は順当に武尊さんが勝つ可能性が高いと予想

ベイリーサグデンが前へ前へ出てきてくれるタイプなので武尊さんとの相性もいいですね。

懸念点としては、

  • 初の海外での試合なので動きが固くならないか
  • 実力的には武尊さんが上でも、ベイリーサグデンのパンチは一発で終わらせる重さがある

といったところですね。

ベイリーサグデンとの相性的に武尊(たける)さん勝利の可能性大と予想

武尊(たける)がABEMA専属PPVファイター契約|1試合ファイトマネー「最低1億円」

今回の「武尊(たける) vs ベイリーサグデン」戦から武尊さんは「ABEMA専属PPVファイター契約」を結んでいます。今後の試合で武尊さんに1試合ごとに支払われるファイトマネーはなんと「1億円」が最低保証されているとのこと。

最低保証の1億円の他にも、PPV(大会視聴チケット)の売り上げに応じた金額の追加報酬も予定されています。

ABEMA専属PPVファイター契約、格闘家にとって夢ありすぎる…!

もちろんこの破格のファイトマネーは武尊さんのK-1のカリスマとして格闘技界を引っ張ってきた実績があってこそですが、今後は武尊さんをモデルケースとしてABEMA専属PPVファイター契約を目指していく格闘家は多そうですね。

「武尊 vs ベイリー・サグデン」試合結果

「○ 武尊 vs ベイリー・サグデン ×」試合結果│5R KO(左ハイキック)

武尊(たける)選手が初の海外での試合&復帰戦をKO勝利で飾り、ISKA世界ライト級王座を獲得しています。

「武尊 vs ベイリー・サグデン」試合結果

1R 序盤から前に出てプレッシャーをかけていく武尊、ベイリーサグデンのパンチを被弾する場面も。

3R 武尊の前蹴りからのボディ連打でサグデンがダウン、再開後も左三日月蹴りで再びサグデンがダウン。4Rも武尊のパンチのラッシュでサンドバック状態となったサグデンがスタンディングダウンを喫する。

最終5R 武尊はスタミナ切れすることなくハイペースで攻め続けサグデンが4度目のダウン。ラウンド終了間際に武尊の左ハイがクリーンヒットしサグデンが失神KO武尊選手が衝撃KO勝利で復帰戦を飾り、ISKA世界ライト級王座を獲得した。

天心とのTHE MATCH 2022以来の復帰戦だった武尊選手。スピードと打撃の破壊力、技の多彩さを見せ進化した強さを発揮
初の海外試合&5Rでも終始ハイペースで攻め続け、無尽蔵のスタミナもヤバかった。

試合後 武尊(たける)選手は

  • 「次戦に向けていい復帰戦になった」
  • 「次はロッタンを倒しに行きたいです」

と今後の展望を語り、ONE Championshipでのロッタン・ジットムアンノンとの世紀の一戦に向け闘志を見せています。

武尊(たける)の復帰戦の相手「ベイリーサグデン」まとめ

2023年6月24日にISKA世界ライト級タイトルマッチとして「武尊 vs ベイリーサグデン」が決定したベイリーサグデン選手について紹介しました。

この試合は那須川天心選手との試合以来の武尊(たける)さんの復帰戦として注目を集めていますが、武尊さんよりも重い階級で試合をこなしてきたベイリーサグデンも侮れない選手ですね。

両者共にアグレッシブな試合が持ち味なのでバチバチに噛み合いそうです。KO必至の「武尊 vs ベイリーサグデン」に期待しましょう。

武尊(たける)の復帰戦大会に白鳥大珠&大雅が参戦&追加対戦カード決定

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