RIZIN.41で行われる追加対戦カードが発表され、「芦澤竜誠 vs 皇治」がキックボクシングルールで正式決定。その記者会見の質疑応答中、犬猿の仲の両者は舌戦を繰り広げ徐々にヒートアップ…!
本記事では「芦澤竜誠 vs 皇治」の会見のやり取りについてまとめていきます。
「芦澤竜誠(あしざわりゅうせい)vs皇治(こうじ)」記者会見での舌戦の経緯
2/16行われたRIZIN.41追加対戦カード発表記者会見にて「芦澤竜誠 vs 皇治」がRIZINキックボクシングルール(61.0㎏契約)で正式発表されました。
両者は元K-1ファイターでRIZIN参戦という共通点があり、SNSなどで度々お互いトラッシュトークするなど「犬猿の仲」としても有名です。
K-1時代からの因縁がRIZINに舞台を移してついに対戦
この記者会見では序盤から芦澤竜誠・皇治お互いに舌戦を繰り広げ、徐々にヒートアップ。他の試合の選手を差し置いて芦澤竜誠&皇治劇場に…
「芦澤竜誠 vs 皇治」乱闘記者会見でのコメント
会見での両者の舌戦、乱闘に至る経緯を以下にまとめます。
芦澤竜誠(あしざわりゅうせい)
- 「今回がキックの試合ラストっすね」
- 「(木村フィリップミノル選手や宇佐美正パトリック選手と同じ)バトルボックス所属になりました」
- 「キックのラストマッチに皇治は相応しいと思います。勝って次からMMA(総合格闘技)行くんでよろしく」
- 「(皇治にしつこいと言われてるが)別にコイツにこだわってないすよ、MMAやりたくてRIZIN来たら皇治と組まれたからやるだけ」
- 「初めRIZINからボクシングルールでと言われたけど誰が見たいのそんなの」
- 「皇治は絶対倒しきるんで、ここで終わらせる」
- 「皇治の喋ることはつまんないだろ、俺みたいに言い返してくる奴には弱いから。言い返せない真面目な奴にだけ強気なだけ」
皇治(こうじ)
- 「何も言うことは無いですけどね、ようこそドジョウくんRIZINへって感じです」
- 「芦澤竜誠は自分から喧嘩売っといてルールどうのとごちゃごちゃ言ってるのがカッコ悪い」
- 「MMAでもやるよ、お前が相手なら余裕やからな」
- 「お前とMMAやってもおもろない」
ここまでの舌戦ですでにかなりヒートアップした芦澤竜誠選手。皇治選手の喋りに被せてまくし立て、普段喋りでペースを握る皇治選手が珍しく劣勢の模様。
お互いガチ犬猿の仲なのが伝わってきます
皇治選手は「MMAでもやる」と言ったり「芦澤竜誠とMMAルールでやっても面白くない」と言ったり、記者会見のなかだけでも発言がブレブレな印象はありますね。
ヒートアップしすぎて司会進行に止められ仕切り直し、記者会見再開。
芦澤竜誠(あしざわりゅうせい)
- (皇治との因縁を聞かれ)「K-1時代から上に居て気に入らなかった、俺のこと相手にしないと言って色んな所で俺の話したり」
- 「皇治は別に口も上手くないしつまらない」
- 「NARIAGARIもただのブレイキングダウンのパクリ」
- 「モテてしゃーないとか言って一人の女も幸せにできない奴だから」
- 「皇治はK-1の時はもっとカッコよかった、RIZIN来て金儲けに走ったりモテるようになっておかしくなったんじゃないですか?今はダサい」
皇治(こうじ)
- 「K-1で試合が組まれなかったのは芦澤竜誠が弱くて俺のところまで追いつけなかっただけ。ピーピー言うわりにすぐ倒れて弱いし」
- 「MMAとかいう前にすぐ倒れる癖直さんかい」
- 「芦澤竜誠はナマズにもなりきれてないから。ドジョウくん」
- ここで舌戦が収拾付かなくなった両者を見かねスタッフが止めに入る
なんだかんだ言って「K-1に皇治がいなかったら俺はK-1に興味はない」とまで語っていたほど、皇治選手を思い入れのある相手として認めていた芦澤竜誠選手。
K-1時代からの思い入れが強い相手だっただけに今回の記者会見では気持ちが高ぶってしまったのかもしれませんね
k-1 に皇治いなかったら
— 芦澤竜誠 RyuseiAshizawa (@ryuseiasizawa) March 23, 2020
俺はk-1 に興味ない
まぁー俺は信じてるよ
俺は何処でもいい
ただk-1 でやったら
1番俺たち主役にしてくれるし
歴代最高に盛り上がると
思うんだけどね…
皇治ファンのみんな‼️
皇治vs芦澤竜誠みたいよね?
力貸してください🤝🤝💯
芦澤竜誠と皇治、舌戦記者会見後のやり取り
記者会見後のフェイスオフでも芦澤竜誠選手が皇治選手の頭をポンポンと触り、皇治選手が再度ヒートアップする一幕も。
会見後のツイートでは普段通りの余裕を見せる皇治選手。しかし会見では表情にいつもの余裕がなく、芦澤竜誠選手ペースでしたね。
Twitter上でも「会見は芦澤竜誠の圧勝」との声がチラホラ上がってます
記者会見ではほぼ両者の舌戦で独壇場でしたが、これにより4/1に行われるRIZIN.41で「芦澤竜誠 vs 皇治」がさらに盛り上がるのは間違いないですね。4/1の決着を見届けましょう。
芦澤竜誠選手と皇治選手の乱闘会見を後ろで見ていた中村K太郎選手、「二人の舌戦の中、ええ加減にせえよって言えばよかった」とRIZIN.41で対戦するストラッサ―起一選手のセリフをオマージュしたツイート。
ストラッサ―起一選手が一喝してたらさすがの芦澤竜誠&皇治選手もおとなしくなったかも?
芦澤竜誠と平本蓮が皇治対策!ボクシングルールで「平本蓮 vs 皇治」の可能性も?
芦澤竜誠選手と親交のある平本蓮選手が「とっておきの皇治対策がある」として合同練習を呼び掛けています。平本蓮選手も芦澤竜誠選手と同じく皇治選手と犬猿の仲として有名。
元K-1トップファイターの平本蓮が本気で「皇治対策」を練れば芦澤竜誠が完封するかも
どんな作戦を練るのか、芦澤竜誠選手が作戦通り皇治選手を完封できるのかどうかにも注目ですね。
また、本気かどうかは不明ですが「(皇治を)キックルールで竜誠くんが勝って、俺がTMTの一員としてボクシングルールで勝つ」とTMT(メイウェザー側として)「平本蓮 vs 皇治」をやってボクシングルールで対戦すると宣言。
たしかに「皇治 vs メイウェザー」より「平本蓮 vs 皇治」のが盛り上がりそうではあります
「芦澤竜誠(あしざわりゅうせい)vs皇治(こうじ)」試合結果
K-1時代から芦澤竜誠選手が皇治との対戦を熱望してきた因縁の試合、「芦澤竜誠(あしざわりゅうせい)vs皇治(こうじ)」の試合結果…判定2-1で芦澤竜誠が皇治に判定勝利しました。
試合展開は近い距離でのパンチの打ち合いに持ち込みたい皇治、芦澤竜誠は長いリーチとフットワークで皇治を中に入れさせない展開。記者会見では熱くなり乱闘になっていたが、試合ではかなり冷静な芦澤竜誠。
試合前に平本蓮と対策してきたと思われる膝蹴りのカウンターを多用する芦澤竜誠、膝があるためさらに入り辛くなる皇治。最終ラウンドではこのテンカオが深く入り皇治の身体がくの字に曲がる場面も。
ボディが効かされ徐々に動きが鈍ってきた皇治、お互い決定打は無いままやや芦澤竜誠ペースで試合終了。僅差の判定で芦澤竜誠が勝利を収めた。