朝倉未来とパトリッキー＆パトリシオピットブル兄弟が合同練習！朝倉兄弟とピットブルブラザーズの交流まとめ

朝倉未来選手のピットブルブラザーズとの練習や、ヴガール・ケラモフ戦についてのコメント。

• 「(一緒に練習することになったきっかけは)パトリッキーピットブルから「AJマッキーに背丈が似てるから練習パートナーになってくれないか？」と誘われて。こっちもケラモフという過去最強の相手と対戦するんで」
• 「当初は超RIZIN.2の1週間前に来日予定だったけど、俺が旅費とか全部出すんでと20前に合流してもらいました」
• 「パトリシオとは今後対戦の可能性もあったけど、「サポートします」と言ってくれたんで」
• 「とにかく今はケラモフとクレベルに勝つことが目標なんで。ピットブル兄弟との対戦の可能性は置いといて、今は勝つために手段を選んでる場合じゃない」
• 「(パトリッキーと練習してみて)強いですよ、いい練習になります。ケラモフはレスリングが強いからケラモフ対策としてレスラーの武田光司選手にも練習パートナーをお願いしていて」
• 「(対抗戦でクレベル・コイケに勝利している)パトリシオにもクレベル戦で使ったテクニック、ケラモフ戦のテイクダウンディフェンスを教えてもらった」

朝倉未来選手は「ヴガール・ケラモフは世界的には評価されてないけど、全然BellatorとかUFCで闘えるレベルの選手。今回のケラモフ戦はすごく厳しい試合になると思う、手段を択ばず勝ちに行きます」と超RIZIN.2での大一番に向けて意気込みを語っています。

パトリシオ・ピットブル選手は練習を共にした朝倉未来選手のMMAの実力について高く評価しています。

• 「コーチとも話したけど朝倉未来の腰の強さ・バランスは本当にすごいね。力も強くてビックリしたよ」
• 「それともちろん打撃も強い、ファイトIQも高い選手だ。」
• 「ケラモフとの試合は簡単ではないが朝倉未来が勝利するだろう。焦らないで冷静だしテイクダウンディフェンスも強いから彼がチャンピオンになると思うよ」
• 「(Bellatorフェザー級王者パトリシオから見て)朝倉未来はBellatorフェザー級ならアーロン・ピコ(ランキング4位)とかジェレミー・ケネディ(ランキング2位)、アダム・ボリッチ(1位)とかと試合したら面白い。それらのBellator上位ランカーと朝倉未来はだいたい同じレベルにいると思う」
• 「朝倉未来は66.0㎏で世界チャンピオンを目指せると思う」

• 「(朝倉未来選手は)パトリッキーがスパーリング中、汗でビチャビチャのマットをモップ掛けしてくれた。周りのメンバーは気付かないなか未来くんだけ気遣ってくれて、ラウンド毎にモップ掛けしてくれてた。すごいリスペクトを感じた」
• 「食事会とか神社いった時とか全部未来くんが誘ってくれた、自分の誕生日だったのに気遣ってくれてた」
• 「筋肉量測ったけどライト級のパトリッキーより未来くんの方が筋肉量が多い、それは僕もほんまにビックリしたで。だから体のデカさは筋肉量関係ないなと思いました」
• 「(クレベルがYouTubeで「朝倉未来はお金でパトリッキーとの練習を買った」と言ってたことは)僕もクレベルのYouTube観たけど、実際の内容わからずに人の事なんやかんや言うのはよくないんちゃうかなと思ってます。クレベル嫌いな訳じゃないしベルト無くなってイラついてるのかもしれないけど、プロとして自分の気持ちは自分の中だけで持った方がいいと思う」
• 「(クレベルの朝倉未来への発言は)同じブラジル人として恥ずかしいんちゃうかな、人として。今はトラッシュトーク流行ってるけどファイターとしてはリスペクとした方がええんちゃうかな」
• 「パトリッキーは朝倉未来くんと練習するために1円も貰ってない。未来くんは自分のためというよりトライフォース赤坂のチームためにピットブル兄弟と練習パートナーになった。事情を知らん人達がYouTubeとかツイッターで憶測でゴチャゴチャ言うのは止めた方がいいと思う」

超RIZIN.2の会場でパトリッキー・ピットブルとクレベル・コイケが口論から乱闘に発展。ことの経緯をパトリシオ・ピットブルがインスタグラムの配信にて語っています。

• 超RIZIN.2のBellatorパートメインでパトリッキーがホベルト・サトシ・ソウザに勝利しクレベルが泣いていたため、パトリシオが試合前にもかかわらずリングに上がりクレベルにハグと握手。サトシがAJマッキーの代わりに緊急出場してくれたことに「勇敢な行動だ」と感謝を伝える。
• RIZINパートでパトリシオが鈴木千裕選手に1R TKO負けを喫し、パトリッキーが客席を観るとクレベルがパトリシオの負けを大げさに喜んで笑っておりパトリッキーはリング上からリスペクトに欠けるクレベルに怒りを露わに(しかしこれについてはクレベルは「パトリシオへの悪意はなく、鈴木千裕のKO勝利を喜んでいただけ」と主張しており両者の捉え方に食い違いがある様子)。
• パトリッキーはクレベルが自身のYouTubeで「朝倉未来は金でピットブル兄弟を仲間にした(実際にはピットブル兄弟は朝倉未来からお金は受け取っておらず、お互いのために合同練習している)」と事実を知らないのにディスったことに元々怒っており、観客席のクレベルの元へ行き直接話を付けに行く。
• パトリッキーとクレベルは客席で口論になり、パトリッキーがクレベルを一触即発になるも周りにいた仲間が仲裁に入り、ピットブル兄弟の仲間からクレベルに謝罪しその場は一旦終了。
• その後ピットブル兄弟の元へサトシが事情を聴きに来てトラブルの内容を伝える。ピットブル兄弟から「俺たちはいつもリスペクトを持って接しているが、クレベルは俺たちにリスペクトを払ってない。ピットブル兄弟は金が目的で日本に来て朝倉未来とつるんでいると。そんなリスペクトに欠いた奴には敬意を払うことは出来ない」
• 「俺らはプロ格闘家として良い関係性を築こうとしているのにクレベルはネットで色々言うから、クレベルにもっと男らしく振舞えと言ってやってほしい。原因は自分にあるんだから被害者ヅラするなよ」とホベルト・サトシ・ソウザに伝える。
• パトリッキーがサトシに主張を伝えた後、朝倉未来とピットブル兄弟・その仲間が一緒にいる控え室にクレベルが訪れる(朝倉未来選手はケラモフ戦直前で準備運動中)。クレベルは「パトリッキー、今ちょっといい？話し合わないか？」と声を掛けた後に再び乱闘に。
• パトリシオ「みんなが止めてなければパトリッキーがクレベルを極めていた。これまでは奴をリスペクトしてたが、クレベルのような卑怯者はとても尊敬できない」。
• また、ピットブル側は揉めたこと自体はお互い様なので仕方ないが、自分から喧嘩を仕掛けておいて逃げたクレベルの態度に激怒している。パトリシオ「クレベルの卑怯な行動は同じブラジル人として情けないよ」
• 「クレベルお前は精神的に幼稚だ、俺らはお前が態度を改めるまで許さない。」
• 乱闘後もピットブル兄弟はホベルト・サトシ・ソウザに会って話し、サトシは「クレベルがまたそんな事をしたのか…信じられない」と落胆。

さらにパトリシオはクレベルが「柔術の試合で負けると審判が許せなくなる」と発言したり、「RIZIN VS Bellator全面対抗戦」でパトリシオがクレベルに勝った際にRIZINスタッフへのクレベルの態度が酷かった事を語っている。

RIZINスタッフへのクレベルの態度を見たパトリシオは「落ち着こう、いつもみんなに親切にしてもらってるだろ？」となだめるとクレベルは「俺を誰だと思ってるんだ！馬鹿にするな！」とわめき散らしたとのこと。

パトリシオはクレベルに対し、

「クレベルは普段俺に対して丁寧な言葉遣いだが、負けた瞬間に取り乱し謙虚さを無くすフェイク野郎だ。状況次第でコロコロ態度を変えるんじゃねぇ嘘つき野郎、堂々と男らしくしてろよ」

と怒りを露わに語っている。

クレベル・コイケ

• 「(クレベルが自身のYouTubeでピットブル兄弟の事を朝倉未来に金で買われたといった意味の言葉で罵ったのは事実？)俺は日本に20年住んでいるけど日本語が完璧じゃない。完璧じゃない日本語だけど何とかやっていけてるんだ」
• 「パトリシオがRIZIN対抗戦で俺と対戦する前に日本で彼に協力した日本人(萩原恭平選手)がいた。彼らは仲良くなりブラジルにも来て一緒に練習していた」
• 「それとは別に朝倉未来はピッブル兄弟に「一緒に練習しよう」と声を掛けた、「金銭的にサポートするから技術交換しよう」と。俺はそれについてコメントしただけだよ」
• 「ピットブル兄弟は朝倉未来のチームに入り、萩原京平に対して浮気したんだ。俺は萩原に対して"大丈夫か？"と発言した。ピットブル兄弟がキャリアの終わりに近いとか朝倉未来に金で自分たちを売っただなんて言ってない」
• 「俺とYouTube撮影をしていたメンバーが「それはプロとしての行為で普通の事だよ」と言ったから、俺は「いいやこれは男としてダメなことだ、浮気したらダメ」と冗談で言った」
• 「そういった事実ではない表現で通訳したピットブル兄弟の通訳(フェルナンド選手)、あいつ自身は何も達成したことのない男だけどピットブル兄弟と知り合いってだけで有名になった。こいつの通訳が全然事実と違ってるから俺とピットブル兄弟との間に誤解が生まれた」
• 「このピットブル兄弟の通訳が誤解を生む表現で俺の言葉を伝え、もめる原因を作ったんだよ」
• 「俺のYouTube動画を観て通訳で内容を知ったピットブル兄弟があそこまで怒ってることを俺は知らなかったから、そのことも誤解を招いた」
• 「パトリシオがKOされた時たしかに俺は祝ってた、これまでのRIZINの試合でも最高の盛り上がりを見せたんだ。何故なら誰も鈴木千裕がパトリシオをKOするとは思ってなかったからね。鈴木千裕のKOを観て会場の誰もがスタンディングオベーションしていた。俺も会場のみんなと同じように盛り上がっていただけだ」
• 「でもそれを見てパトリッキーはムカついたのかもね。俺はパトリシオが負けて喜んでた訳じゃないし、どっちが勝とうが何でもいい。パトリシオがKOしてたとしても祝ってたと思うよ。俺はどちらのファンでもなく1人の観客として観戦していたんだからね」
• 「でもパトリッキーは俺がパトリシオの負けを喜んだと誤解してリング上から私に怒ってた。その様子をRIZINのカメラマンが撮影していて俺は試合についてコメントを求められた」
• 「俺はカメラにコメントしてたからパトリッキーたちが近付いてきたのに気付かなかった。彼らは5人で俺の元へ来たよ。パトリッキーは俺に「お前、俺らに会ったら挨拶するけど腹の底では弟に負けてほしかったんだろ⁉」と言ってきた。」
• 「彼らは俺を卑怯者呼ばわりしてるけど先に手を出したのはパトリッキーだからね。アメリカではこういう事は普通だから隣にいたベラトールの奴らは笑ってたよ、でも日本では先に手を出した方が悪いんだ」
• 「事情を聞いてきたRIZINの責任者に「試合を祝ってただけで絡んできたけど、君は何もしないのか？何かアクションを起こしてほしい」って伝えたよ。しかしRIZINの責任者は「あとで話そう」と言っただけだった」
• 「RIZINの運営側がアクションを起こさないなら自分で話を付けに行くと、俺は1人で彼らの控え室に向かった(途中で仲間が合流)。俺はキレてたからパトリシオが言ったような「パトリッキー、話し合いをしよう」なんて言ってない。俺は「おい、俺を押したよなケリを付けようぜ」と言ったんだ」
• 「俺には家族がいるし20年日本で信頼を築いてきた。理由もわからず押されて男として黙って帰る訳にはいかなかった」

パトリッキー・ピットブル

• 「まず初めに日本で再び試合する機会を下さり感謝しています。そして超RIZIN.2の会場で他の選手(クレベル)との間に起きたことを謝罪します」
• 「ただ、彼の動画や弟(パトリシオ)が試合で負けた後の言動がなければこういうトラブルにはなりませんでした」
• 「改めて謝罪します、すみませんでした。日本で闘わせてくれてありがとうございました」

パトリッキー・ピットブルは超RIZIN.2でのクレベルとのトラブルを謝罪し、RIZINで試合する機会をくれたことに感謝の言葉を述べています。しかし原因はクレベルのリスペクトを書いた言動にあるとし、両者が完全の和解した訳ではない様子。