RIZIN.44にて行われた「安保瑠輝也 vs 宇佐美正パトリック」の試合後、観客席にいた木村フィリップミノル選手がリング上の安保瑠輝也選手を挑発し対戦アピール。さらにTシャツを脱ぎ捨てやたらとデカい上半身の筋肉も見せつけ話題になっています。
木村フィリップミノル選手はRIZINドーピング検査で陽性反応が出て現在半年間の出場停止処分中。それにもかかわらずRIZINの会場での挑発的な態度にはまたも批判殺到&炎上する事態に…!
本記事ではRIZIN.44会場での木村フィリップミノル選手の安保瑠輝也選手に対する煽り、また両者のブレイキングダウンでの対戦の可能性について考察&紹介していきます。
宇佐美正パトリックに完勝した安保瑠輝也に木村フィリップミノルが挑発│BreakingDownで対戦の可能性も?
2023年9月24日開催「RIZIN.44」にて行われたRIZINキックルール-70㎏契約ワンマッチ「安保瑠輝也 vs 宇佐美正パトリック」。試合結果は安保瑠輝也(あんぽるきや)選手が宇佐美パトリック選手から三日月蹴りでダウンを奪い完勝しています。
試合後 安保瑠輝也選手は、リングに木村フィリップミノル選手を上げていいかRIZIN榊原CEOに聞くも、榊原CEOはNGサインを出す。
安保瑠輝也
- 「榊原社長、木村ミノルをリングに上げていいですか?ダメですか笑」
- 「ブレイキングダウンでやれとの事なんで、(木村ミノルと)ブレイキングダウンでやるかもしれないです。」
この安保瑠輝也選手からの対戦アピールに観客席にいた木村フィリップミノル選手が立ち上がり反応。木村フィリップミノル選手は安保瑠輝也選手を挑発し対戦アピール。
RIZIN.44の会場にはBreakingDown COOの溝口勇児さんも来場。ブレイキングダウン勢である安保瑠輝也選手&白川陸斗選手の応援に駆けつけています。
溝口勇児さんの来場は今後ブレイキングダウンで安保瑠輝也選手と対戦する可能性のある木村ミノル選手の視察も兼ねていた可能性も?
木村フィリップミノル選手の所属ジム「Battle Box(バトルボックス)」は"どの団体からのオファーも受ける"と発表しています。このことから「安保瑠輝也 vs 木村フィリップミノル」がRIZINで実現できない場合、BreakingDownで「そこ試合決定で」となる可能性もありそうです。
「安保瑠輝也 vs 木村フィリップミノル」は過去にブレイキングダウンで1度対戦の機運が高まるも流れている経緯があり、因縁の対戦がBreakingDownで実現するのか注目。
しかし安保瑠輝也選手本人は
「木村ミノルとはできればブレイキングダウンの1分じゃなくて、RIZINで3分3R闘いたい」
と語っています。
木村フィリップミノルがRIZINドーピング検査陽性に│格闘家の反応まとめ
RIZIN榊原CEO「(木村ミノルを)その身体でリングに上げてもいいですかって、いい訳ないだろ」
ドーピング陽性で半年間出場停止処分中の身でありながらRIZINの観客席で安保瑠輝也選手にマッスルポーズで対戦アピールした木村フィリップミノル選手。RIZIN榊原信行CEOの反応を見ていきましょう。
RIZIN榊原信行CEO
- 「(RIZIN.44での木村フィリップミノルの安保ルキヤへの挑発について)あの~…本当にすごい人だなと(苦笑)開き直っているのか」
- 「(バトルボックスの発表した)無期限試合出場というのもいまだによく分からないです」
- 「安保とRIZINで試合したいならクリーンな身体にしてドーピング検査陰性を証明するしかない。ただ、今日上着を脱いだら木村ミノルの身体がバッキバキなんだよね。大丈夫?っていう気持ちにしかならない」
- 「そんな身体で安保に「木村ミノルをリングに上げてもいいですか?」って聞かれてもいい訳ないだろって」
RIZIN榊原CEOは「RIZINで「安保VS木村ミノル」をやりたいならドーピング陰性の証明をするしかない」とコメント。しかし、両者の対戦の可能性を示唆しつつもバキバキに隆起した木村ミノル選手の上半身を見て"本当にクリーンな身体にすることができるのか?"疑問を抱いている様子の発言を残しています。
「安保瑠輝也 vs 宇佐美正パトリック」で安保陣営から暴言でイエローカード│ローブローじゃなかった?
RIZIN.44「安保瑠輝也 vs 宇佐美正パトリック」は安保瑠輝也(あんぽるきや)選手がボディでダウンを奪い完勝していますが、3Rに安保陣営のセコンドから宇佐美正パトリック選手への暴言があったとしてイエローカードが提示される波乱も起こっています。
ことの発端は3R 安保瑠輝也選手が左右のフックでダウンを奪うと再開後さらにラッシュをかけ、クリンチ状態に。安保瑠輝也選手が放った首相撲からの膝蹴りで宇佐美パトリック選手がローブローをアピール。
宇佐美パトリック選手の回復のため長めのインターバルが取られ、その間に安保陣営セコンドから
「ローブローじゃなくてボディだろ!立てって!」「ビデオチェックしないんすか!?」
と怒鳴り声がリングに響き、これがレフェリーから暴言と判断され安保瑠輝也選手にイエローカードが提示されています。
試合終わってこんなこと言いたくないけど
— 安保瑠輝也 Rukiya anpo (@anpo_rukiya) September 24, 2023
流石にこれはローブローじゃないやろ… https://t.co/ebcPecJ8V9
しかしスロー再生で見直すと安保ルキヤ選手の膝蹴りは宇佐美パトリック選手のレバー辺りにヒットしているようにも見え、安保瑠輝也選手もX(旧Twitter)にて「さすがにこれはローブローじゃないやろ」と反論。
追記…安保ルキヤ選手が宇佐美正パトリック選手との試合振り返り動画を更新、イエローカードを提示された暴言はセコンドではなく安保ルキヤ選手自身のものだったと説明しています。
安保ルキヤ選手は「暴言吐いたのはセコンドじゃなくて俺かも」とし、
- 宇佐美パトリック選手がローブローを訴えた時、セコンドが「ビデオ判定はしないんですか?」とレフェリーに抗議。その間安保ルキヤ選手は宇佐美パトリック選手を煽っていたとのこと。
- 安保ルキヤ「お前腹やんけ、喧嘩だったらそれギブアップやぞ⁉」、それを聞いた宇佐美パトリック選手の弟である宇佐美秀メイソン選手がブチギレ。
- 安保ルキヤ選手は宇佐美秀メイソン選手にも「うるさい、お前もリング上がって来い!」と挑発。この一連の流れがレフェリーから暴言と捉えられたとのこと
また、安保ルキヤ選手はローブローを別角度からの動画で見直し、膝蹴りは宇佐美選手のファウルカップにかすりながらボディにヒットしていることを確認。「(下腹部に)当たってたって認識で間違ってないわ」とローブローを認めています。
宇佐美正パトリック選手は木村フィリップミノル選手と同門で「Battle Box(バトルボックス)」所属。木村フィリップミノル選手は宇佐美正パトリック選手の兄貴分という間柄になります。
弟分の宇佐美パトリック選手を安保瑠輝也選手に下されたことにより、K-1時代からの因縁のある「安保瑠輝也 vs 木村フィリップミノル」、ますますヒートアップしていきそうな両者の対戦が実現するのか注目です。