ブレイキングダウン8のオーディションvol.5にて秋山成勲(あきやまよしひろ)さん率いる韓国人選手11名が登場。ブレイキングダウンひな壇メンバーと韓国人の対抗戦「ブレイキングダウン日韓対抗戦」が決定しました。
「ブレイキングダウン日韓対抗戦」の韓国人選手はオーディションで大暴れし、早くもその凶暴さを発揮。本記事ではブレイキングダウン8のオーディションvol.5にて発表された「ブレイキングダウン日韓対抗戦」についてまとめていきます。
ブレイキングダウン8で秋山成勲率いる強豪韓国人との「日韓対抗戦」
2023年5月21日(日)に開催されるブレイキングダウン8にて「ブレイキングダウン日韓対抗戦」が行われることが発表されました。
これまでのブレイキングダウンでは基本的に日本人同士の対戦だったので、ブレイキングダウンひな壇メンバーVS外国勢の構図は新鮮で楽しみですね。
「ブレイキングダウン日韓対抗戦」に参戦する韓国人選手は、これまでUFCやONE Championshipなど格闘技のメジャー団体で活躍してきた秋山成勲(あきやまよしひろ)さんの率いる11人の推薦選手で見るからにヤバそうな雰囲気…!
秋山成勲率いる最強韓国人軍団にブレイキングダウン勢が勝ちこせるのか注目です。
秋山成勲さんはブレイキングダウンのメンバ―について
- 「彼らは「井の中の蛙」じゃねーかなと思ってて。まだまだ薄っぺらい」
- 「ブレイキングダウンは日本レベル、世界って本当に広くて強い人間が沢山いる」
- 「朝倉未来くんはブレイキングダウン海外進出したいと言ってるので、日本に近い韓国から軍隊上がりのハートが強い選手たちを連れてきました」
- 「もしかしたらブレイキングダウン日韓戦、韓国全勝するんじゃないかな。本当の強さを見せてあげたいですね」
と評価し11人の韓国人メンバーを紹介、韓国人が格の違いを見せると宣言しています。
ちなみにブレイキングダウンCEO朝倉未来さんはRIZIN参戦前に韓国人格闘家と対戦しています。
2017年3月韓国ソウルで開催された「ROAD FC Young Guns32」に出場、「オ・ドゥソク vs 朝倉未来」で1R KO勝利。続く10月開催の「ROAD FC 043」ではROAD FC元バンタム級王者イ・ギルウに判定負けを喫しています。
朝倉未来さんは韓国人ファイターの強さについて「僕も以前韓国人ファイターと試合したことがあるんですけど、気持ちが強く血の気の多い人が多い。今回ブレイキングダウンに相当ヤバイ人たちが来てるんで」と語っている。
ブレイキングダウン「日韓対抗戦」で乱闘勃発│てるくんが負傷欠場へ
ブレイキングダウン8のオーディションvol.5にて秋山成勲さんが連れてきた韓国人軍団とブレイキングダウンひな壇メンバーが顔を合わせるやいなや大乱闘、その中で安保チャンネルメンバーのてるくんが負傷し入院。本戦への出場ができない事態に陥っています。
てるくんはブレイキングダウン7にて「てるくん vs SATORU」の対戦カードが組まれるも、イベント直前になりSATORUさんが音信不通になり試合が中止。そのうっぷんを今回のブレイキングダウン8の本戦出場で晴らそうと燃えていました。
ブレイキングダウン8で行われる「日韓対抗戦」を巡り、オーディションでひな壇メンバと韓国人軍団がトラッシュトークから乱闘へ発展。
てるくんとバチバチの舌戦を繰り広げた韓国人(コ・ソクチョル)がてるくんと向き合った際、てるくんが対抗し背負い投げを繰り出す。その際コ・ソクチョルの腰が強く不安定な体勢になり、てるくんが左脚を骨折する事態に…
ブレイキングダウン8のオーディション中だったがてるくんは救急搬送。現在入院中で本戦欠場となった。
ちなみに朝倉未来さんはこの乱闘に対し「俺これは恥ずかしかったんよな、韓国勢がみんな笑ってた。ちょっと韓国勢に負けたみたいな感じあったよね」と語った
「コ・ソクチョル vs 啓之輔」てるくん欠場の代打で啓之輔(けいのすけ)が日韓対抗戦へ
ブレイキングダウン8で行われる日韓対抗戦の乱闘で負傷欠場した安保チャンネルのてるくん、その代打として元アウトサイダー王者の啓之輔(けいのすけ)さんが日韓対抗戦メンバーとして参戦することが決定。
啓之輔さんはてるくんと乱闘になった「韓国の喧嘩家」コ・ソクチョルとの対戦になり「コ・ソクチョル vs 啓之輔」(76㎏以下/キックボクシングルール)が日韓対抗戦の追加対戦カードとして発表されています。
コ・ソクチョルはの格闘技歴は「韓国ボクシング3戦&喧嘩85戦85勝の喧嘩家」とのこと。啓之輔さんはこれまでの戦績で韓国人に2戦2勝(アマチュアパンクラスとアウトサイダー)しており、日韓戦のメンバーとしてこの実績は頼もしいですね。
https://t.co/ZmoTzvw64F
— 啓之輔 keinosuke (@yoshikei91) May 14, 2023
ブレイキングダウン.8代打出場
おい、テル
ふざけんなよ!
休ませろよ! pic.twitter.com/GDuGuTutWG
「コ・ソクチョル vs 啓之輔」のルールについて啓之輔さんはMMAルールを希望したものの、コ・ソクチョルが「キックルールしかできない」と断ったためキックボクシングルールに。
ちなみに今回の「Breaking Down8」からキックボクシングルールが変更されており、「1キャッチ1アタック有り/首相撲からの膝蹴り有り」になっています。
このルール変更はMMAがバックボーンで組み技を得意としている啓之輔さんにとっては有利に働くのではないでしょうか?
啓之輔さんの直近2戦はジョリーさんに2連続判定負けを喫しており、日韓対抗戦でKO勝ちして流れを変えたいところ。ジョリーさんと同じ安保チャンネルメンバーてるくんの代打というのも皮肉な巡り合わせですが、啓之輔さんのKO勝利に期待です。
「×コ・ソクチョル vs 啓之輔(けいのすけ)○」啓之輔が膝蹴りKO勝利
「×コ・ソクチョル vs 啓之輔○」試合結果 KO(テンカオ)
1R コ・ソクチョルの右ストレートにワンツーを打つもヒットせず、啓之輔がケージ際に詰めパンチの打ち合いになる。コ・ソクチョルのフックに啓之輔のテンカオがカウンターで入りコ・ソクチョルがダウン。
ソクチョルが悶絶し立ち上がれず、「韓国の裏番長」ことコ・ソクチョルに何もさせず啓之輔がKO勝利を収めた。
ブレイキングダウン8「日韓対抗戦」対戦カード&強さ見どころ紹介
Breaking Down8で行われる「ブレイキングダウン日韓対抗戦」の対戦カードと見どころを紹介していきます。
ちなみにブレイキングダウン日韓対抗戦のオーディションはめちゃくちゃバチバチでしたが、朝倉未来さんによると「韓国チームの煽りは全部ガチ、日本に対しての対抗心があった」とし演出ではなくガチ乱闘だった模様。
さらに「ブレイキングダウン韓国人チームはみんな体格が凄かった、日本全敗もあり得る」と秋山成勲さん率いる韓国人軍団のヤバさを語っています。
ここからはそんな激ヤバな「Breaking Down8 日韓対抗戦」の対戦カードと見どころを紹介していきます。
「H・ユジン vs こめお」韓国人ラッパーHユジン「こめお以外みんな強そうだった」
H・ユジンは韓国人ラッパーで韓国ではかなり有名な大物です。オーディションでH・ユジンは流暢な英語でトラッシュトークを見せるも、こめおは英語が分からず再び乱闘に発展。
H・ユジンはこめおについて
- 「こめお以みんな強そうだった、こめおにはマジ感謝」
- 「こめおが一番おいしい相手」
と語り、ラッパーだけありトラッシュトークの上手さを見せています。
韓国人ラッパーH・ユジンは何者?【H・ユジンは韓国の国民的人気ラッパー】
H・ユジンは若々しいルックスですが現在44歳、韓国では国民的人気を誇るラッパーで東方神起や神話(SHINWA)、2PMなどの韓国ビッグネームとも親交が深い大物。180cm/70㎏と大柄で対戦相手のこめおとはかなりの体格差があります。
H・ユジンはブレイキングダウンオーディションでは流暢な英語のトラッシュトークを披露していましたが、それもそのはずハワイホノルルに生まれ16歳でアメリカ合衆国ロサンゼルスに移住している「アメリカ生まれアメリカ育ちの韓国人ラッパー」です。
その後H・ユジンはカルフォルニア州にある多くの俳優&ミュージシャンを輩出してきた名門「ダイアモンドバー高等学校」に進学、在学中に韓国ヒップホップグループ「1TYM(ワンタイム)」メンバーのテディ・パークやダニー・イムと出会っています。
高校時代H・ユジンは数々のヒップホップダンスフェスティバルで優勝するなどダンサーとしても注目を集めていました。
高校時代にすでにラッパーとして頭角を現していたH・ユジンは「韓国ヒップホップの新鋭」として注目を集め、2006年に韓国でラッパーデビュー。
H・ユジンは活動休止を経て2012年に復帰、自身の芸能事務所を設立しています。現在ではラッパーとしてのみならず、作詞作曲・プロデュースもこなし幅広い芸能活動を展開しているようです。
Hユジンは「こめおは美味しい相手、こめおにマジ感謝」とトラッシュトークしてましたが、これだけの韓国ビッグネームのHユジンと対戦できるこめおの方が実はおいしいのかも?
「×H・ユジン vs こめお○」試合結果│こめおがTKO勝利
「× H・ユジン vs こめお ○」試合結果 TKO(首相撲からの膝蹴り)
1R Hユジンのパンチをバックステップでかわすこめお、顔を前に出し挑発する余裕を見せる。ケージ際でこめおが首相撲からの膝蹴り、ユジンは組まれたままフックを打つ。
ブレイク後中央でフックの打ち合いになりパワーで勝るユジンがケージに押し込む、こめおがお大振りのフックを打ちユジンのパンチをかわす。
延長R 差がつかず延長戦へ入るもユジンは顔にダメージがみられる。こめおがロングフックからパンチ連打、ユジンはダメージがありケージにもたれかかる。こめおの首相撲からの膝が入りレフェリーストップ、こめおがTKO勝利した。
「Mr.ホンデ vs 信原空(勾配ニキ)」秋山成勲の弟子vs朝倉海の弟子対決
日韓戦、試合決まりました!
— 信原空 勾配ニキ (@3322New) May 11, 2023
日の丸魂で戦う。
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試合盛り上げて、絶対勝つ🔥 pic.twitter.com/V7uJny4QS8
Mr.ホンデはキックボクシング戦績24戦20勝の猛者、現在は秋山成勲さんの下で練習している「秋山成勲の弟子」。信原空さんが「秋山成勲の弟子vs朝倉海の弟子対決」として対戦アピールしています。
勾配ニキこと信原空さんについてMr.ホンデは
- 「実力はそんなって感じかな」
- 「勢いと根性だけ、サクッと終わらせて帰る」
と挑発。信原空さんは「Mr.ホンデは韓国勢で一番強そう。弟子同士正々堂々闘いましょう」とリスペクトを見せています。見た目はどこにでもいる好青年のMr.ホンデですが、24戦20勝の戦績も物語っているように「秋山成勲さんが連れてきたガチ勢の格闘家」で韓国勢屈指の実力派と思われます。
「○Mr.ホンデ vs 信原空(勾配ニキ)×」試合結果│Mr.ホンデがKO勝利
「○Mr.ホンデ vs 信原空(勾配ニキ)×」試合結果 KO(パンチ連打)
1R ゴング直後からケージ中央でパンチの打ち合いになる、Mr.ホンデはボディブロー膝蹴りと上下に打ち分けるコンビネーションを見せる。
信原空はホンデの手数&圧力に下がりつつもパンチを打ち続ける、ホンデの右ストレートがカウンターで入り信原空がダウン。
再開後ホンデは左右のフック左ハイで下がらせケージ際でもパンチをクリーンヒットさせる、信原空が崩れ落ちレフェリーストップ。Mr.ホンデが前評判通りの強さを見せ圧勝KO勝利。
「イ・サングン vs 川島悠汰」韓国の元プロボクサー対Mr.ブレイキングダウン
韓国で元プロボクサーだったイ・サングン、ボクシング戦績は8戦6勝2敗で1位ランカーだったとのこと。
イ・サングンが「この中で一番強い奴とやりたい」とブレイキングダウンひな壇メンバーに問いかける。すると「Mr.ブレイキングダウン」川島悠汰さんが「俺がこの舞台で一番強いからやろうよ」と答える。
両者はにらみ合いをしイ・サングンが「(川島悠汰は)弱そう」と挑発、日韓ハードパンチャー対決「イ・サングン vs 川島悠汰」が決定。
決まったぜ。
— 川島 悠汰/𝐘𝐮𝐭𝐚 𝐊𝐚𝐰𝐚𝐬𝐡𝐢𝐦𝐚 (@yuta1073) May 13, 2023
日韓戦だ🇯🇵VS🇰🇷
ばちばち暴れるぜ。
10戦目ド派手に勝利します。
応援宜しくお願いします!#BreakingDown8 pic.twitter.com/fYqrOBKpTp
「○イ・サングン vs 川島悠汰×」試合結果│イ・サングンがKO勝利
「○イ・サングン vs 川島悠汰×」試合結果 KO(左フック)
1R 川島悠汰がローからフックを振るっていく、イ・サングンも打ち合いに応じ川島悠汰のフックがヒットし開始10秒でダウンを喫する。
再開後もフックの打ち合いになるが今度はイ・サングンの左フックがカウンターで入り川島悠汰の膝が落ちる。動きの鈍った川島悠汰にサングンがストレートをヒットさせダウンを奪う。
川島悠汰はガードを上げ前進、右フックを空振りしたところに再度サングンの左フックが入り川島悠汰がダウン。イ・サングンの逆転KO勝利となった。
「パク・ウォンシク(パーキー) vs 飯田将成」韓国MMAの狼ふたたび
パク・ウォンシクはHEATライト級第4代王者で、DREAMや戦極、DEEPなど日本の格闘技団体で活躍していたMMAファイター。当時のリングネームは「パーキー」でかなり活躍されていた選手なので、パーキー名義では知っている格闘技ファンも多いのではないでしょうか?
パーキーの由来は人気格闘技漫画「範馬刃牙」と自分の名前パクをかけている
パク・ウォンシク(パーキー) は怪我で格闘技を引退、現在は韓国で飲食店を経営しているとのことです。
メジャーイベントの王座は獲得していないものの現役時代は「韓国MMAの狼」と呼ばれ、MMA戦績は23戦15勝6敗。ブレイキングダウン日韓対抗戦に出場する韓国人ファイターの中でもパク・ウォンシク(パーキー)は 屈指の実力者といえます。
パク・ウォンシク(パーキー) は
- 「ブレイキングダウンはくだらないショーだね。俺みたいな本物に挑む奴いるの?」
- 「俺とやれそうなのって飯田(将成)くらいじゃない?」
- 「一番強いと言われている飯田将成に勝って俺がナンバー1だと証明する」
- 「飯田も俺もKO率が高いからどっちかが倒れる面白い試合になるよ」
「×パク・ウォンシク(パーキー) vs 飯田将成○」試合結果│飯田将成が判定勝利
「×パク・ウォンシク(パーキー) vs 飯田将成○」判定
1R 両者中央で見合い慎重な立ち上がり、飯田将成が右ストレート左フックのコンビネーションを見せるもパク・ウォンシクがバックステップでかわす。
パク・ウォンシクが右ストレートからのパンチ連打飛び膝蹴り、これに飯田将成が左フックを合わせガード越しに当てる。判定で差がつかず延長へ。
延長R またも両者慎重で手数が少ない展開、ラスト10秒打ち合いになるがクリーンヒットせず。判定ドローで再延長戦へ。ジャブの差し合いからパク・ウォンシクが飛び膝を見せる、飯田将成がフックを強振し突っ込むもヒットせず試合終了。
判定は両者に2票ずつ入り割れるもオーディエンス票が飯田将成に入り、飯田将成が僅差の判定勝利を収めた。
この試合の感想を朝倉未来さんは「2人とも実力がなかったからああいう(消極的な)試合になった」と辛口の評価。
「ジョン・ジェイル vs 醤油ニキ」日韓元軍人対決
ジョン・ジェイルは韓国の現役MMAファイターでプロで6勝を上げているとのこと。真偽のほどは定かではないものの「9体1」の喧嘩で勝ったと豪語し、絡んできた10人ニキを「じゃあお前で10人目にしてやろうか?」と鼻で笑い一蹴。
また、ジョリー戦で判定結果に不服だった啓之輔さんに対し「(啓之輔)は女みたいな奴だな。素人の大会(ブレイキングダウン)で判定結果にグチグチ言うならプロ格闘技やれよ。俺なら反撃すらさせずに沈めるけどね」と挑発しています。
BREAKING DOWN日本代表として日韓対抗戦に出場する事になりました!
— 醤油ニキ (@ooyamadaryo) May 11, 2023
僕の相手は身長だけ高いトッポギ君なんで、必ずKOで沈めて身長縮めたろうと思います。 pic.twitter.com/qH4KQUMLKo
しかしその後のオーディションにて啓之輔さんと絡むことはなく、醤油ニキが「俺も元軍人やからさ、俺がやったるわ」と対戦に名乗りを上げる。
フェイスオフで両者はバチバチのにらみ合いを展開、醤油ニキとはかなり身長差があり長身(182cm)のジョン・ジェイルが見下ろす形に。「(醤油ニキは)小さい一般人のガキ。牛乳飲んで身長伸ばして筋肉つけてこい、5月の試合楽しもうぜ」と余裕のトラッシュトークを仕掛けた。
「○ジョン・ジェイル vs 醤油ニキ×」試合結果│ジョン・ジェイルがKO勝利
「○ジョン・ジェイル vs 醤油ニキ×」試合結果 KO(左フック)
1R ゴングと同時に打ち合いになるもジョン・ジェイルがパワーで上回り下がらされる醤油ニキ、ジョン・ジェイルの左フックがヒットしグラつく。
再び激しいパンチの打ち合いになるがリーチの長いジョン・ジェイルのパンチがヒット、左フックで打ち抜かれ醤油ニキがダウン。ジョンジェイルがKO勝利し、オーデイションでの余裕通り実力差を見せつけた。
「キム・アムゲ vs 瓜田純士」日韓アウトロー対決
キム・アムゲは韓国釜山出身の自称「プロでもアマチュアでもない闇のファイター」とのこと。真偽のほどは定かではありませんが「ストリートファイト82戦82勝」を自負しており、いかにもヤバそうな雰囲気が出てます。
キム・アムゲは「裏の世界のストリートファイトは1分で終わる、ブレイキングダウンは俺に向いてる」と豪語、瓜田純士さんに対戦アピール。上背では瓜田純士さんが上回ってるものの、身体の厚みではキム・アムゲでかなりパワーがありそうです。
キム・アムゲは瓜田純士さんの印象を
- 「対面して熱さは感じたし、男らしさもあった。男と男の熱い闘いがしたい」
- 「韓国代表として俺が最強なのを見せつける」
と語り、瓜田純士さんへのリスペクトも見せています。
「キム・アムゲ vs 瓜田純士」試合結果│キム・アムゲが判定勝利
「○キム・アムゲ vs 瓜田純士×」試合結果│キム・アムゲが判定勝利
1R 瓜田純士がローで様子見するもキムアムゲが剛腕フックを振るっていき、瓜田純士がダウン。再開後キムアムゲがフックでプレッシャーをかける、瓜田純士は膝のカウンターを狙うもキムアムゲの勢いは止められず。
キムアムゲがケージ際で左フックをヒットさせる、その後もキムアムゲの勢いは止まらず瓜田純士をパワーで圧倒。キム・アムゲがフルマーク判定勝利。
「パク・ヒョングン vs ジョリー」
パク・ヒョングンはROAD FCで過去5勝あげている韓国MMAファイターで「韓国格闘技界のトラブルメーカー」とのこと。
パク・ヒョンジュンは「今日は朝倉未来にニーオンザベリーを教えにきました」と、朝倉未来さんがROAD FCの試合でグラウンドの展開で劣勢になっているシーンの画像がプリントされたTシャツを見せ挑発(ニーオンザベリーは柔術のポジショ二ングの一種)。
ここでジョリーがパク・ヒョングンに突っかかり取っ組み合いに。セキュリティに止められ、パクヒョングンは「セキュリティがいなかったらお前終わってるぞ、セキュリティに感謝しなよ」と余裕の笑顔。
- 「(ジョリーがRIZIN参戦を目標にしてることについて)夢を持つのはいい事だよ、どうせ夢で終わるけどな」
- 「(ジョリーとの試合は)楽すぎる試合でラッキーだよ、ありがとう」
- 「こんな奴より朝倉未来とやらせろよ」
と好戦的な笑顔を見せた。
「○パク・ヒョングン vs ジョリー×」試合結果│パク・ヒョングンが判定勝利
「○パク・ヒョングン vs ジョリー×」判定
1R 試合開始のグローブタッチを求めるパク・ヒョングン、それを無視しジョリーが奇襲の飛び膝を仕掛ける。組み付き状態になり怒ったパク・ヒョングンが突き飛ばしブレイク。
再開後ジョリーの左フックが空振りしパク・ヒョングンがジョリーを投げる形になり、レフェリーからパク・ヒョングンに口頭注意が入る。パンチの打ち合い後ジョリーがクリンチ、パク・ヒョングンが再度ジョリーを投げストップ。
ジョリーはパンチ被弾しダメージがみられる。再開後パク・ヒョングンがスーパーマンパンチからパンチ連打&首相撲からの膝蹴り連打で猛攻、パク・ヒョングンがフルマークの判定勝利を収めた。
「キム・ジェフン vs ノッコン寺田」ブレイキングダウン日韓モンスター対決
キム・ジェフンは180cm/150㎏とノッコン寺田さんとほぼ互角の体格を持つ巨漢韓国人格闘家。キム・ジェフンは元ヤ○ザでその後格闘家に転向した経歴の持ち主。
キム・ジェフンはノッコン寺田さんとの対戦を希望、「(ノッコン寺田の印象は)弱そうですよね、一発でKO」と挑発。キム・ジェフンさんは韓国語にたまに日本語を混ぜてくるのも怖すぎます。
オーディションではキムジェフンに対し「韓国代表のデカいやつっていうからチェホンマンでも連れてくんのかと思ってたからガッカリしたわ」など挑発を繰り返したノッコン寺田さん、水をかけられたキムジェフンがTシャツと眼鏡を脱ぎ捨て臨戦態勢に…!
これには朝倉未来さんも「ノッコン寺田やりすぎよ」と困惑気味。
お前一回目からブチギレてたやんけ
— ノッコン寺田 (@koupulu) May 13, 2023
豚キムチ pic.twitter.com/lJKizmHj6A
キムジェフンさん、「韓国映画界のドン」マ・ドンソクさんの顔面力を超えてしまう…!
キム・ジェフンは格闘家転向後、韓国の総合格闘技団体「ROAD FC」に参戦しています。ROAD FCではMMAルールでの試合を行っているため、慣れないブレイキングダウンの1分キックボクシングルールではノッコン寺田さん有利と予想。
どちらが勝つにせよド迫力の「日韓スーパーヘビー級モンスター対決」に期待です。
「○キム・ジェフン vs ノッコン寺田×」試合結果│キム・ジェフンの判定勝利
「○キム・ジェフン vs ノッコン寺田×」キム・ジェフンが判定勝利
オーディションでノッコン寺田さんのやり過ぎ挑発行為で注目された「キム・ジェフン vs ノッコン寺田」。試合ではキム・ジェフンが意外と巨体に見合わぬスタミナ&テクニシャン振りを発揮、ノッコン寺田を戦意喪失に追い込む圧勝を見せた。
ジェフンありがとう✨👍 pic.twitter.com/FXvVa1tUqw
— ノッコン寺田 (@koupulu) May 21, 2023
キム・ジェフン
- 「ノッコンさんお疲れ様でした、ところで私に謝罪するべきではないですか?」
- 「水とガム、イライラした。早く謝罪してください。だったら許します」
- 「(ノッコンの謝罪を受けて)朝倉未来さん、次2人チームで「2対2」やりたいです」
- 「最初は本当にムカついたけど、ノッコンさんが喧嘩吹っ掛けてくれなかったらこんなに有名にはならなかった。6人の父と知り尊敬してるし全てが上手くいくことを願ってます」
キム・ジェフンさんはノッコン寺田さんの態度を許し、次回ブレイキングダウンでノッコン寺田とチームを組んで試合したいと提案した。
ノッコン寺田
- 「キム・ジェフンくんがブレイキングダウンに来てくれて凄い失礼な態度取ってしまったけど、こうやって注目集めるのが俺の仕事やと思うから」
- 「キム・ジェフンくん思ったよりめっちゃ強かった。豚キムチちゃうやん、本当にヤバかった」
- 「韓国最高!日本最高!」
- 「ヘビー級のガチの格闘家はあかん(強すぎる)、俺は軽量級の格闘家とやってこそ面白いんや…」
のちに試合後両者がハグしたシーンではノッコン寺田さんが「ジェフンくん、今までごめんね」と謝罪していたことが判明。
朝倉未来(あさくらみくる)
- 「キム・ジェフン選手のボクシングテクニックが光った」
- 「試合前にあれだけ煽られても試合で冷静にテクニックを出したキム・ジェフンあっぱれです」
「ユン・ヒョンビン vs バン仲村」
ユン・ヒョンビンは自称"韓国芸能界最強の喧嘩師"。TV番組の司会・CM出演・アイドルのプロデュースなど多岐にわたる活躍をしている人物で、ユン・ヒョンビンは韓国ではお笑い芸人として相当な有名人とのこと。また、ユン・ヒョンビンはROAD FCの参戦経験があり無敗と豪語。
ユン・ヒョンビンは闘いたい相手としてバン仲村さんに対戦アピール、
- 「バン仲村はよしもとのお笑い芸人?韓国じゃ口だけの奴は通用しないからな」
- 「バン仲村は格闘技もお笑いもアマチュア、俺はプロでスター。本物を教えてやるよ」
と挑発。両者は並ぶと体格差がありユン・ヒョンビンの方が大柄。
ユン・ヒョンビンの実力が未知数のためどちらが勝つか予想が難しい一戦。しかしROAD FCでプロMMAを経験しているユン・ヒョンビンの方が格闘技の実績は上回っているため若干有利と思われます。
「○ユン・ヒョンビン vs バン仲村×」試合結果│ユン・ヒョンビンが判定勝利
「○ユン・ヒョンビン vs バン仲村×」判定
1R ユン・ヒョンビンが左右のストレート連打、バン仲村はガードするも防戦一方。ユン・ヒョンビンが首相撲からの膝を打ちブレイク、バン仲村のローにストレートをカウンターでヒットさせるユン・ヒョンビン。
バン仲村はロー狙い、ユン・ヒョンビンはパンチで攻める展開が続き試合終了。終始プレッシャーをかけ続けて数も多かったユン・ヒョンビンが判定勝利。
「イ・サンイル(サムエル) vs 樋口武大」日韓グラップラー対決
イ・サンイル(サムエル)は「ソウルのクレイジーゴリラ」の異名を持つグラップラー(寝業師)でROAD FC出場経験あり。同じグラップラーの樋口武大さんに対戦アピール。
樋口武大さんについてイ・サンイル(サムエル)は「樋口武大は手のひらサイズの小さい猿みたいだな。猿よりゴリラの方が強いだろ?」とトラッシュトークを仕掛けています。
樋口武大さんは「イ・サンイル(サムエル)は粋がってなくて逆に不気味。本物なんじゃないかな」と評価、アウトサイダー時代にROAD FC対抗戦に選ばれなかった雪辱をここで晴らしたいとのこと。
両者グラップリングに自信を持っているので「イ・サンイル(サムエル) vs 樋口武大」はMMAルールでの対戦になりそうです。
「イ・サンイル(サムエル) vs 樋口武大」試合結果│樋口武大の判定勝利
「×イ・サンイル vs 樋口武大○」判定
1R イ・サンイルが右フックから組み付きケージ際に押し込む、樋口武大がテイクダウンをさせず離れたイ・サンイルとパンチの打ち合いに。イ・サンイルが右ストレート左フックで樋口を下がらせ再び組み付く。判定ドローで延長へ。
延長R イ・サンイルが左フックからタックルでテイクダウン狙うも樋口武大がこれを切りブレイク、逆に樋口がテイクダウンに成功しバックを取りブレイク。
イ・サンイルがテイクダウン後パウンドを落としていく。再延長戦で樋口武大がテイクダウンからのパウンドでタイムアップ、樋口武大がフルマークの判定勝利。
「咲人(さきと) vs 黒石高大」
黒石高大さんが「どうしても日本を背負って日韓戦に出たい」と申し出ると、ホストファイター咲人(さきと)さんが登場。咲人さんは韓国生まれの日本育ちの生い立ちがあり、韓国人チーム側で参加したいとアピール。
お待たせしました。
— 咲人 TOP DANDY (@sakito_1207) May 13, 2023
対戦カード発表されました。
ブレイキングダウン選手として
韓国人として、恥じない試合します。
応援よろしくお願いします。 pic.twitter.com/RsYEJPkIaj
咲人さんは
- 「韓国で生まれ日本で育ち韓国人として生きてきました」
- 「韓国人ってだけで差別される経験をしてきたんですけど、日本人の振りをしたことはありません」
- 「秋山さん、僕を韓国人チームに入れてもらえないですか?」
秋山成勲さんはこれを受け「ルーツは私も同じで韓国人というだけで色々あった。韓国人チームに入れるかは仲間に聞いていいかな?」と韓国チームメンバーに咲人を受け入れるか問いかける。
韓国人メンバーは
- パク・ヒョングン「同じ韓国の血を受け継いできた韓国人同士で団結すべきです」
- パーキー「チームに入る代わりに条件がある、必ず勝てよ」
咲人(さきと)さんは韓国語で「必ず勝ちます」と応え、韓国チームは「想いが強いから俺は賛成する」と咲人さんの韓国チーム入りを受け入れる。ブレイキングダウン韓国チームの同胞への団結力により「咲人(さきと) vs 黒石高大」が日韓対抗戦として決定。
「×咲人(さきと) vs 黒石高大○」試合結果│黒石高大が判定勝利
「×咲人(さきと) vs 黒石高大○」判定
1R 咲人が前蹴りでけん制、パンチの打ち合いで黒石高大の右ストレートはヒットする。咲人がロングフックで入ってきたところをキャッチし黒石高大が首相撲からの膝蹴り連打。
両者ダメージはないものの手数とアグレッシブで黒石高大が判定勝利。
ブレイキングダウン8秋山成勲の韓国人軍団と「日韓対抗戦」まとめ
ブレイキングダウン8にて行われる「日韓対抗戦」の対戦カードや見どころ、秋山成勲さん率いる最強韓国人軍団の強さを紹介しました。
ブレイキングダウン韓国勢には元MMAファイターのパーキーや韓国の現役格闘家などで構成されており想像以上の猛者揃いでしたね。
ブレイキングダウン8では日韓戦の他にもヤバイ対戦カード揃いなので、5月21日はブレイキングダウン8を現地観戦またはPPVで見届けましょう。PPVチケットはABEMAで購入できます。
ABEMAの公式サイトはこちらからブレイキングダウン強さランキングもチェック!